頭蓋の縫合
学名:Suturae cranii
【英】:Cranial sutures
頭蓋は多数の頭蓋骨が接合して構成されているが、その場合、二つの骨が狭い間隙をはさんで対向し、その間に極めて少量の結合組織が介在して連結している。この連結形式を縫合という。連血縁の形態は三つに分類される。(1)鋸状縫合:連結縁が互いに咬み合い、縫合線が複雑に屈曲する。屈曲度は外面で強く、内面で軽い。(2)輪状縫合:連結する双方の骨縁が片刃のように削ぎ落とされ、互いに重なり合う。(3)平滑縫合:連結縁が直線上をなす。縫合の名称は、多くは連結される骨の名を併記するが、茎状や走行などから命名されることもある。
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