てうち

隠語大辞典

手打

読み方：てうち

1. 手を打つ、拍手して落着する也。「－が済んだ」。
2. 約束又は和談の立したること。その時手を打ち鳴らす習慣あるを以てなり。
3. 約束が成立すること。又は仲裁者によつて仲直りをすることをいふ。拍手して決定するから。
4. 約束が成立したこと、又仲裁者によつて仲直りが出来た時拍子することをいふ。
5. ⑴約束又は和談が成立したこと、その印に手を拍つたことから出た語。⑵自製の蕎麦やうどんのこと。
6. 約束の成立又は仲直り。手を打つところから。〔香〕
7. （一）仲直り。（二）太夫元が巡業先で劇場、公民舘等を賃借りして興行をする。

分類 俗語、東京、芸能、香

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