ていおんポリシリコンえきしょうとは? わかりやすく解説

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低温ポリシリコン液晶

読み方:ていおんポリシリコンえきしょう

低温ポリシリコン液晶とは、薄膜トランジスタTFT素子材料多結晶シリコンポリシリコン)を使い解像度耐衝撃性を向上させた液晶のことである。

多結晶シリコンは、非結晶シリコンアモルファスシリコン)と比べて構造規則的で、電気抵抗が低いという特性持っている電気抵抗が低いと高解像度化可能になるほか、ドライバICが一体形成できるために部品点数減り機器自体小型化耐衝撃性の向上にもつながる。このような多結晶シリコン特性活かした低温ポリシリコン液晶は、モバイル機器などに利用されることが多い。

なお、従来多結晶シリコンでの薄膜形成高温でしか行えなかったため、ガラス基板上にシリコン薄膜形成する液晶向けのTFT素子には使えず代わりに非結晶シリコン用いられていた。

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