ちょっと待って下さいとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ちょっと待って下さいの意味・解説 

ちょっと待って下さい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/12 17:16 UTC 版)

ちょっと待って下さい」(ちょっとまってください、英語: Chotto Matte Kudasai)は、ロイヤル・ガーナーが作曲し、ジェーン・ナカシマ (Jeanne Nakashima) が作詞して、1971年にサム・カプー (Sam Kapu) が発表したハワイアン音楽の楽曲。ナカシマによる英語の歌詞は、「サクラ」、「サヨナラ」、「クダサイ」など、日本語の単語や語句を散りばめたものとなっている[1]

日本での曲名表記の揺れ

日本では、香取治の訳詞による日本語の歌唱(英語の部分も多く残されている)によって様々な歌手が取り上げたことで普及したが、曲名の表記には揺れが生じている。

1971年に出されたサム・カプーのオリジナルの日本盤シングルでは、曲名の邦題は「ちょと待て下さい」とされ[2]、同年中にシングル「はじめての世界で」のB面に英語詞によるカバーを収録したフォーリーブスも同じ表記を用いた。2007年キンモクセイがアルバム『さくら』で英語詞によるカバーをした際には、曲名は原題の大文字表記で「CHOTTO MATTE KUDASAI」とされた[1]

同じく1971年に発表された、ゴールデン・ハーフの日本語によるシングル盤ではジャケット表面では「チョットマッテクダサイ」、裏面では「チョット・マッテ・クダサイ」と表記された[3]

さらに、いずれも1971年に発表された佐川満男のシングル盤、および、蟇目良のシングル盤は曲名を「ちょっと待って下さい」としており、2014年に発表された なかの綾 with バンバンバザール のシングル盤も、同年の桜井くみ子のシングル盤も同様である。

曲名が類似した異曲

1984年の映画愛情物語』の挿入歌でローズマリー・バトラーが歌った「CHOTTO MATTE KUDASAI」、スマイレージ2012年の楽曲「チョトマテクダサイ!」、2023年の舞台「原色☆歌謡曲図鑑」の劇中歌「ちょっと待ってください」は、いずれも全く別の曲である。

脚注

  1. ^ a b CHOTTO MATTE KUDASAI”. KKBOX. 2024年4月13日閲覧。
  2. ^ SAM KAPU / CHOTTO MATTE KUDASAI (7'')”. 魅惑のハワイアンムードDX (2018年3月12日). 2024年4月13日閲覧。
  3. ^ 71年【EP】ゴールデン・ハーフ / チョット・マッテ・クダサイ”. 音盤窟レコード. 2024年4月13日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ちょっと待って下さいのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ちょっと待って下さい」の関連用語

ちょっと待って下さいのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ちょっと待って下さいのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのちょっと待って下さい (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS