たじまもりとは? わかりやすく解説

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たじまもり〔たぢまもり〕【田道間守】

読み方:たじまもり

古代伝説上の人物新羅(しらぎ)王子天日矛(あめのひぼこ)の子孫。記紀によれば、第11代垂仁天皇の勅により、常世(とこよ)の国から非時香菓(ときじくのかくのこのみ)()を10年かけて持ち帰ったが、すでに天皇亡くなっていたので、悲嘆して陵の前で殉死した伝えられる三宅連(みやけのむらじ)の祖。


たじまもり 【田道間守】

日本神話上の伝説的人物但馬の国国守の意。新羅国の王子天日槍の子孫という。垂仁天皇は彼を常世国遣わし非時香菓(時を定めずいつも黄金に輝く果実の意で、ミカン〉のこと)を求めさせ、一〇年後に持ち帰った天皇崩御後であったため、それを山陵献じ悲しんで陵前で自殺したという。三宅連の始祖とされ奈良市尼辻町垂仁陵に小墓がある。


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