その他のカシャンボ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/07 18:02 UTC 版)
いくつかの文献では、河童以外にもカシャンボとして言及している資料があり、複数の説が存在する。 山姥、ゴウラ東洋大学民俗研究会が1981年(昭和56年)に発刊した『南部川の民俗』では、カシャンボは夏はゴウラ、冬にはカシャンボとなり、毛深い人間のような姿のものとある。また同書による別説では、山姥のこととされる。 マヘンのもの近畿民俗学会が1985年(昭和60年)に発刊した『近畿民俗』では冬は山へ、春は川へ行く移動性の魔物であることが記されている。 カシャンポ郷土研究社が1916年(大正5年)に発刊した『郷土研究』によれば、カシャンポは山に棲むもので、河童とは違うと記されている。
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