側頭骨の鼓室部とは? わかりやすく解説

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側頭骨の鼓室部

読み方そくとうこつのこしつぶ
【英】:Pars tympanica,Tympanic part of temporal bone

鼓室部は外耳道の前下壁を作る管状、不正四角形の薄い骨板で、初め独立した結合組織鼓室骨)として発達し、後に錐体下面癒着した小さ骨部である。鼓室部の前上縁下顎窩顎関節関節窩)の後縁にある錐体鼓室裂であり、また鼓室部の下端錐体下面接着して鋭い稜線作りその後外側方への延長茎状突起根元おおいかぶさっている。鼓室部という日本名鼓室包含するすべての骨部を指すかのような誤った印象をあたえるのでよくない。Tympanicaはギリシャ語のtympanon(ケトルドラムという楽器)に由来する形容詞で、語源からわかるように元来は「鼓膜関係した」という意味である。



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