しんきろうロードとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > しんきろうロードの意味・解説 

しんきろうロード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 14:03 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

しんきろうロードは、富山県魚津市の海沿いを通る道路の通称である。建設時は『ホタルイカしんきろうロード』という愛称もあった[1]

総延長は約6kmで、大半のルートが主要地方道魚津生地入善線、それ以外は市道となっている[2]。道路沿いは蜃気楼の出現スポットとして有名であり、毎年4~5月やじゃんとこい魚津まつりの花火大会の時は、混雑する。富山県道375号富山朝日自転車道線(しんきろう自転車道)が並行して通っている。一部は魚津しんきろうマラソンの時にハーフマラソンのコースとなる。 2018年8月に、終点側の経田漁港付近から北側に約900m延伸して片貝川に新しい橋(約200m)を架け、黒部市側の湾岸道路に接続する計画を発表[3]し、2019年7月11日に、2019年度中に橋(206m)と道路の予備設計を終え、2020年度より整備に着手することが発表された[4]2034年度に完成予定[5]

2019年12月4日現在、2020年度に日本風景街道へ登録することを目指していた[6]2020年3月13日に登録された(全国144番目、北陸地方14番、富山県内3番目の登録)[7]

概要

  • 始点:魚津市三ケ(魚津市港町と紹介される事がある)
  • 終点:魚津市寿町

沿革

ルートについて

魚津港~経田漁港の間を通る道と紹介されることがあるが、ここでは、魚津市の海岸沿いを通る道全般について述べる。

富山県道1号富山魚津線早月川(早月橋)を渡って魚津方面に向かい、2つ目の信号機で左折。入ってすぐに海沿いの道となる。ここからは魚津港(北地区)まで右に魚津市街、左に富山湾のルートが続く。
魚津港以東から経田漁港付近までは、制限速度が50キロの大型道路となる(この道を正式なしんきろうロードと紹介する事がある)。右側にはサイクリングロードが通っている。
北鬼江東交差点以東からは、沿線にいくつか休憩所や駐車場がある。このうち北鬼江東交差点付近の休憩所にはかつて『懐かしの灯台塚』という、戦前に角川尻に所在していた魚津燈台をモデルとした休憩所があり、蜃気楼展望地としても利用できたが、2014年3月に撤去された。
経田漁港沿いに入ると制限速度も40キロとなり、一時停止標識のある交差点で右折(かつては手前に8号線への案内標識もあったが、現在は撤去されている)、富山県道2号魚津生地入善線と合流し、終点となる。

重複、接続する県道

道路沿いにある観光地

脚注

  1. ^ 北日本新聞 1982年11月19日付朝刊16面
  2. ^ 北日本新聞』2004年4月26日付朝刊10面「とやまみち物語 しんきろうロード 魚津市 神秘が取り持つ出会い」より。
  3. ^ 『北日本新聞』2018年8月9日付朝刊28面『魚津 - 黒部 新湾岸ルート』より。
  4. ^ 『北日本新聞』2019年7月12日付朝刊24面『片貝川長大橋建設促進協議会 来年度 整備着手目指す』より。
  5. ^ 『北日本新聞』2019年10月25日付朝刊4面『魚津 - 黒部にバイパス 片貝川河口近く橋整備』より。
  6. ^ 『北日本新聞』2019年12月5日付朝刊25面『蜃気楼ロード 風景街道へ』より。
  7. ^ 「蜃気楼ロード」が日本風景街道に登録されました!(魚津市役所公式・2020年4月15日閲覧)
  8. ^ 北日本新聞 1992年4月29日付朝刊1面



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「しんきろうロード」の関連用語

しんきろうロードのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



しんきろうロードのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのしんきろうロード (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS