しりざやとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > しりざやの意味・解説 

しり‐ざや【尻×鞘】

読み方:しりざや

雨露から保護するために、太刀の鞘を覆う毛皮の袋。豹(ひょう)・虎(とら)・熊(くま)・鹿・(いのしし)などの毛皮作り遠行戦陣などの際に用いた毛鞘。しざや。しんざや。


尻鞘(しりざや)

鞘の下端部を保護し馬上において馬の腰に鞘が直接触れることをさける目的で、虎・豹動物の毛皮を尻尾似せて被覆した装飾をいう。主に鎌倉南北朝頃の兵太刀の鞘被せ用いたが、その異様な風体は人の目をひくものであり武張って猛々しい為、復古思想の強い江戸後期にこれを写した拵が多く用いられた。また鞘を包み込むことにより雨露を凌ぐ等、刀身保護目的もあったと思われる


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「しりざや」の関連用語

1
尻鞘 デジタル大辞泉
100% |||||

2
毛鞘 デジタル大辞泉
100% |||||

3
箒鞘 デジタル大辞泉
100% |||||

4
左筆 デジタル大辞泉
72% |||||

5
白太刀 デジタル大辞泉
72% |||||

6
唐皮 デジタル大辞泉
56% |||||

しりざやのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



しりざやのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
銀座長州屋銀座長州屋
Copyright (c)1998-2024 Ginza Choshuya Co.Ltd. All rights reserved

©2024 GRAS Group, Inc.RSS