商業捕鯨モラトリアム
英語:Moratorium of Commercial Whaling
捕鯨国が商業捕鯨を一時的に停止すること。
商業捕鯨モラトリアムは、商業捕鯨の評価のための猶予期間という位置づけであり、その間にクジラ資源の包括的評価や捕獲頭数の設定などについて検討を進めるとされている。
商業捕鯨モラトリアムは、1972年に国連人間環境会議において提案された。しかし当時は国際捕鯨委員会(IWC)によって否決されている。10年後の1982年、IWCが商業捕鯨モラトリアムを採択したことによって、商業捕鯨は一時禁止されることとなった。
その後「改訂管理制度」と呼ばれる、商業捕鯨に関する管理監視制度が検討されているが、加盟国間の合意が得られておらず、2011年2月現在に至るまで商業捕鯨の再開は先送りにされている。
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