産業構造の転換
【英】: switchover of industrial structure
高次元の発展段階への移行を伴う産業構造の変化のこと。農林漁業(第一次産業)の支配的な産業構造が、鉱・工業(第二次産業)の比重の高い構造へと移行する工業化、初期の工業化を主導した軽工業(消費財産業)から重化学工業(生産財・資本財産業)へと工業内部での比重が変化する重化学工業化、加工度の低い材料産業から加工産業や組立て産業、とりわけ組立て産業の比重が増大する高加工度化、サービス産業(第三次産業)の比重が増大するサービス化などがある。石油危機以降の低成長下においては産業構造のサービス化、高加工度化、知識集約化が進んでいるが、これはエネルギー面からは産業構造の省エネルギー化といえよう。 |

- さんぎょうこうぞうのてんかんのページへのリンク