さる・るるるとは? わかりやすく解説

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さる・るるる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/27 06:31 UTC 版)

さる・るるる
著者 五味太郎
イラスト 五味太郎
発行日 1979年11月1日
発行元 絵本館
ジャンル 児童書・ノンフィクション
日本
言語 日本語
ページ数 24
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さる・るるる』は、日本絵本作家五味太郎によって制作された絵本であり、1979年11月絵本館より出版された。ユーモラスでリズミカルな言葉遊びを特徴とし、長年にわたり親子三代に愛されるロングセラー作品となっている[1]

概要

本作は、主人公さるが登場する一日の物語を、「る」で終わる動詞のみを使って展開するというユニークな構成を持つ。例えば、「さる・くる」「さる・みる」「さる・とる」など、全ての動詞が「る」で終わることで、言葉のリズムと繰り返しが子供たちの言語感覚を刺激する[1][2]

はシンプルな2色刷りで構成されており、で描かれたような温かみのあるタッチが特徴。さるの表情動作はユーモラスで、視覚的にも楽しめる内容となっている[2]

制作背景

五味太郎は、シャワーを浴びている最中に「動詞に『る』をつけると面白い」と気づき、タオルを巻いたまま制作を開始。約5時間半で完成させたという逸話が残っている[1]

続編とシリーズ展開

本作の人気を受けて、続編として『さる・るるる one more』(1991年)、『さる・るるる・る』(2014年)が出版されており、いずれも「る」で終わる言葉を用いた構成が踏襲されている[3]

脚注

出典

  1. ^ a b c さる・るるる”. 絵本館 (1979年11月1日). 2025年8月26日閲覧。
  2. ^ a b さる・るるる”. Amazon. 2025年8月27日閲覧。
  3. ^ さる・るるる・る | 五味 太郎 | 絵本ナビ:レビュー・通販https://www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00.asp?no=101273 



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