かもめのジョナサン (映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/23 05:00 UTC 版)
| かもめのジョナサン | |
|---|---|
| Jonathan Livingston Seagull | |
| 監督 | ホール・バートレット |
| 脚本 | ホール・バートレット リチャード・バック |
| 原作 | リチャード・バック 『かもめのジョナサン』 |
| 製作 | ホール・バートレット |
| 出演者 | ドロシー・マクガイア ジュリエット・ミルズ ハル・ホルブルック |
| 音楽 | ニール・ダイアモンド リー・ホルドリッジ |
| 撮影 | ジャック・コーファー |
| 編集 | フランク・ケラー ジェームズ・ギャロウェイ マーシャル・M・ボーデン |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 99分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 興行収入 | |
『かもめのジョナサン』(原題:Jonathan Livingston Seagull)は、1973年公開のアメリカ映画。同名小説の映画化作品。
概要
原作は、1970年にアメリカで発行され、1972年になってベストセラーとなったリチャード・バックによる同名小説。映画監督のバートレットはベストセラーになる前にこの作品を読んで自分の手で映画化を決意[2]し、原作者のバックにコンタクトしたものの、その時点で既にいくつかの映像化のオファーがバックに来ていた。バートレットはオール・ロケ及び人間を一切登場させないなどの条件を提示し、原作の持ち味を最大限に生かす事を約束して[2]映画化権を獲得し、完成に至った。
特記事項
- カメラマンは、動物カメラマンとして有名だったジャック・コーファーと、ヘリコプター撮影を得意とするジム・フリーマン、グレッグ・マクギルブレーを起用。かもめの調教は、アルフレッド・ヒッチコックの『鳥』を手がけたことでも知られていたレイ・バーウィックを初め5名が担当した。
- ジョナサンの役を務めたのは、バートレット監督と調教師の一人であるゲイリー・ジェロがカリフォルニアのモントレーという町の海沿いのレストランの窓枠で偶然みつけた大柄のかもめで、ラルスと名付けられた[2]。
- 音楽はニール・ダイアモンド。本作のサウンドトラックがコロムビア・レコードと契約して最初の作品。このアルバムは1973年度のグラミー賞の最優秀映画音楽賞及びゴールデン・グローブ賞の作曲賞を受賞した。
声の出演
- ジョナサン - ドロシー・マクガイア[3]
- マリーナ - ジュリエット・ミルズ[3]
- 長老 - ハル・ホルブルック[4]
- チャン - フィリップ・アーン[4]
- フレッチャー - デヴィッド・ラッド[4]
- 母親 - ドロシー・マクガイア[4]
- 父親 – リチャード・クレンナ[4]
スタッフ
- 監督 - ホール・バートレット[3]
- 製作 - ホール・バートレット[5]
- 脚本 - ホール・バートレット[3]、リチャード・バック[3]
- 撮影 - ジャック・コーファー[3]
- 編集 - フランク・ケラー[5]、ジェームズ・ギャロウェイ[4]、マーシャル・M・ボーデン[4]
- 音楽 - ニール・ダイアモンド[5]、リー・ホルドリッジ[5]
- 美術 - ボリス・レビン[4]
- 視覚効果 - L.B.アボット[4]
- かもめ調教 - レイ・バーウィック[5]、ゲイリー・ジェロ[5]、マシュウ・プレイス[5]、ジェームズ・カラハン[5]、ブライアン・カラハン[5]
- ヘリコプター撮影 - ジョージ・ノーラン[4]、ジム・フリーマン[5]、グレッグ・マクギルブレー[5]
- 字幕 - 高瀬鎮夫[5]
出典
外部リンク
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