かばち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 16:06 UTC 版)
文句。屁理屈や生意気であるといったニュアンスを含む。本来は、平面であるべきところに段差や食い違いができている状態を指す、大工の符牒。年配の広島人は現在でも「風呂のかばち」といったように、段差の意味でも使用している。「じゃけん/じゃけえ」などとともに代表的な広島弁の一つ。「かばち(ょ)ぉたれな!/かばちゅぅーたれんな!(文句を言うな!)」などと用い、「かばち」の「ち」と「を」が繋がって、「ちょぉ/ちゅぅ」というように発音する。テレビドラマにもなった漫画『カバチタレ!』や、矢沢永吉の1980年のアルバムタイトル『KAVACH』は、この言葉からの命名。
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