お歯黒にまつわる迷信・都市伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 00:43 UTC 版)
「お歯黒」の記事における「お歯黒にまつわる迷信・都市伝説」の解説
柳田国男によると、佐渡では衾(ふすま)という妖怪は刀や弓では傷つけられないが一度でもお歯黒をした歯なら噛み切れるという伝承があり、男性でもお歯黒をしていたという。 明治時代に一部地域で「電線に処女の生き血を塗る」という噂が広まったことから(実際はコールタールを塗布する絶縁作業を見たことからの勘違い)、その地域の妙齢の女性の多くが生き血を取られないようにお歯黒・引眉・地味な着物・等の既婚女性と同様の容姿となった。 江戸時代後期の画家竹原春泉作の『絵本百物語(別名『桃山人夜話』)』にお歯黒べったりというお歯黒をした妖怪が描かれている。
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