おはよう浪曲とは? わかりやすく解説

おはよう浪曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/08 06:59 UTC 版)

おはよう浪曲(おはようろうきょく)は、かつて朝日放送ABCラジオABCテレビ)で放送されていた、浪曲専門の演芸番組。

概要

浪曲師の歴代のアーカイブ、あるいは会場(朝日放送のスタジオ、のちにワッハ上方演芸ホール)で公開収録された口演を紹介した。ラジオ番組として開始したが、テレビ・ラジオ両波で放送された時期があった。

プロデューサーは勢井亮度、ディレクターは松田隆作。

ラジオ版

1970年7月[1][2][3]から、2014年12月28日にかけて45年間放送した。

深夜番組が若者の支持を得た現象をヒントに、早朝の時間帯で高齢者の需要を掘り起こす、というコンセプトを持って放送が開始された[2]

放送時間
  • 放送開始 - 1989年3月
毎週月曜日 - 土曜日、5:30 - 6:00(月〜土ベルト[2][4]
  • 1989年4月8日 -
毎週土・日曜日、5:30 - 6:00[1][5][6]
  • 2007年4月8日 - 2014年12月28日
毎週土曜日、28:00 - 28:30(日曜日4:00 - 4:30)

1989年4月の改編より土・日の週2回放送に縮小され、さらに晩年では週1回(日曜→土曜5:00 - 5:30→日曜4:00 - 4:30=番組表の上では土曜28:00 - 28:30)放送に至った。

歴代の司会者
歴代のスポンサー(いずれもグループ含む一社提供
ネット局

九州朝日放送KBCラジオ)で毎週月曜4:30 - 5:00に放送していた。

テレビ版

毎週日曜日早朝に放送。1975年4月6日[10] - 2000年3月

演芸研究家・芦川淳平[11]を案内役に、公開録画した口演を紹介した。

名古屋テレビが土曜早朝にネットしていた。

また静岡県民放送でも、1979年7月より土曜6:25-6:55にネットされていた。

脚注

  1. ^ a b 『朝日放送の50年 Ⅲ資料集』p.121
  2. ^ a b c 関西民放クラブ メディアウオッチング例会(8月) - 和田省一の講演をまとめた記事。
  3. ^ a b ABCラジオ 懐かしタイムテーブル、1970(昭和45)年 - 三才ブックス「ABCラジオ本」資料編。10月の改編時で番組があることが確認できる。
  4. ^ ABCラジオ 懐かしタイムテーブル、1985(昭和60)年 - 三才ブックス「ABCラジオ本」資料編
  5. ^ ABCラジオ 懐かしタイムテーブル、1990(平成2)年 - 三才ブックス「ABCラジオ本」資料編
  6. ^ 朝日放送. “ABC RADIO TIME TABLE(weekend)1997年”. インターネットアーカイブ1998年1月15日付保存キャッシュ. 2018年5月30日閲覧。
  7. ^ ABCラジオ 懐かしタイムテーブル、1975(昭和50)年 - 三才ブックス「ABCラジオ本」資料編
  8. ^ ABCラジオ 懐かしタイムテーブル、1980(昭和55)年 - 三才ブックス「ABCラジオ本」資料編
  9. ^ ABCラジオ 懐かしタイムテーブル、2000(平成12)年 - 三才ブックス「ABCラジオ本」資料編
  10. ^ 『朝日放送の50年 Ⅲ資料集』p.195
  11. ^ この番組に関連した著書『浪曲の神髄―日本人の魂の叫びが聞こえる』を上梓した。

参考文献

  • 『朝日放送の50年 Ⅲ資料集』朝日放送社史編修室(非売品)2000年3月31日発行 p.121,195

外部リンク

ABCラジオ 土曜早朝5:00-5:30
前番組 番組名 次番組
?
おはよう浪曲
ABCラジオ 土曜早朝4:00-4:30
?
おはよう浪曲
もうすぐ夜明けABC(3:00 - 4:30)




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「おはよう浪曲」の関連用語

おはよう浪曲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



おはよう浪曲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのおはよう浪曲 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS