松浦四郎若とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 松浦四郎若の意味・解説 

松浦四郎若

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/01 09:13 UTC 版)

松浦 四郎若(まつうら しろわか、1945年昭和20年)10月5日 - )は愛媛県出身の浪曲師。本名は寺坂東。

来歴

1945年(昭和20年)10月5日、愛媛県伊方町に生まれる。

1970年(昭和45年)12月24日に25歳で関西の実力派、松浦四郎に入門。松平国十郎とは芸の上で、伯父甥の関係。明治期の三巨頭、新談読みの京山若丸は三代上の大師匠にあたる。

1971年(昭和46年)1月4日に泉佐野市民会館にて演目『秋田蕗』で初舞台を踏む。

1975年(昭和50年)8月23日、テレビ初出演の『NHK新人浪曲コンクール』で最優秀新人賞を受賞。関西を中心に、浪曲の伝統を伝える正統派として活躍している。

2009年(平成21年)度の公演(一心寺門前浪曲寄席における演技)で文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞を受賞した[1]。二代目京山小円嬢、二代目春野百合子と3人で掛け合い浪曲にも挑戦している。また、時おり東京にて口演をしており、浅草木馬亭の『デロレン祭文を聴く会』に出演し、正統派の浪曲を披露した。

脚注

  1. ^ 平成18年度(第61回)~平成25年度(第68回) (PDF)”. 文化庁. 2016年3月30日閲覧。

参考文献

  • 芦川淳平『浪曲の神髄』p.296
  • 堀口初音『上方伝統芸能あんない: 上方歌舞伎・文楽・上方落語・能・狂言・上方講談・浪曲・上方舞』



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「松浦四郎若」の関連用語

松浦四郎若のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



松浦四郎若のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの松浦四郎若 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS