エボラ‐しゅっけつねつ【エボラ出血熱】
読み方:えぼらしゅっけつねつ
エボラウイルスの感染による、致死率の高い急性の感染症。突然の発熱・脱力感・筋肉痛・頭痛・のどの痛みなどに始まり、嘔吐・下痢、腎機能や肝機能の低下がみられ、さらに悪化すると出血しやすくなる。発症した患者の血液・体液・排泄物などに接触することで人から人へ感染する。潜伏期間は2日から3週間。エボラウイルス病。EVD(Ebola virus disease)。EHF(Ebola hemorrhagic fever)。
[補説] 名称は、ザイール(現コンゴ民主共和国)のエボラ川近くに住む患者からウイルスが発見されたことに由来。1976年以降、中央アフリカ諸国でしばしば流行が確認されている。
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