うれえ

デジタル大辞泉

うれえ〔うれへ〕【憂え／愁え／^▽患え】

読み方：うれえ

１ 「うれい1」に同じ。「子を思う母の—」

２ 「うれい2」に同じ。「—を忘れる」

３ 嘆き悲しんで訴え出ること。愁訴(しゅうそ)。嘆願。

「かの—をしたる匠(たくみ)をば、かぐや姫呼び据ゑて」〈竹取〉

４ 喪に服すること。喪。

「まことの病及びておやの—に非ず」〈天武紀〉

日本語活用形辞書

愁え、憂え

読み方：うれえ

ア行下一段活用の動詞「愁える」「憂える」の連用形である「愁え」「憂え」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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文語活用形辞書

愁へ、憂へ

読み方：うれえ
かな表記：うれへ

ハ行下二段活用の動詞「愁ふ」「憂ふ」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。
「愁ふ」「憂ふ」の口語形としては、ハ行下一段活用の動詞「愁える」「憂える」が対応する。

口語形

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

うれえ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 02:46 UTC 版)

語源

古典日本語「うれへ」 < 「うれふ」の連用形

名詞

うれえ【憂え、愁え、患え】

1. うれい。
2. 嘆き訴えること。嘆願。愁訴。
3. 喪。

関連語

• うれえる