あぶら虫とは? わかりやすく解説

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あぶら‐むし【油虫】

読み方:あぶらむし

(「蚜」とも書く)半翅(はんし)目アブラムシ科昆虫総称。体は5ミリ以下でやわらかい。翅(はね)のあるものとないものとがある。草木群れて汁を吸う。春・夏は雌のみの単為生殖で雌の幼虫胎生する。秋になると雄を生み、有性生殖卵を産む排泄物(はいせつぶつ)は甘く、他の昆虫好み種類によりアリ共生するのでアリマキともいう。

ゴキブリの別名。《 夏》「ねぶたさがからだとらへぬ—/汀女」

人につきまとってただで遊興飲食をするものをあざけっていう語。

「—といふは、にありてにくまれず、人にありてきらはる」〈鶉衣・百譜〉

遊里で、冷やかしの客。

本名素見(すけん)あざ名は—」〈柳多留三七


あぶら虫

作者ブルーノ・シュルツ

収載図書シュルツ全小
出版社平凡社
刊行年月2005.11
シリーズ名平凡社ライブラリー



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