あしたはどっちだ、寺山修司とは? わかりやすく解説

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あしたはどっちだ、寺山修司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 17:25 UTC 版)

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あしたはどっちだ、寺山修司
監督 相原英雄
製作 プラネットエンターテイメント
音楽 増田泉
配給 プレイタイム
公開 2017年12月2日
上映時間 100分
製作国 日本
言語 日本語
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あしたはどっちだ、寺山修司』(あしたはどっちだ、てらやましゅうじ)は、2017年日本ドキュメンタリー映画。

概要

1960年代から1980年代にかけて、短歌、詩、映画、演劇など多くのジャンルで活躍し、47歳で亡くなった寺山修司の生涯を描く。

2017年平成29年)12月2日から、東京都渋谷区シアター・イメージフォーラムで封切られ、多くの若者がつめかけた[1]。その後、全国で順次、公開された。

監督の相原は、価値観を転倒させ意識に革命を起こす寺山スピリッツは、今でも十分、魅力的だとしている[2]

タイトルの「あしたはどっちだ、」は、寺山が作詞した、アニメ『あしたのジョー』の同名主題歌の一節である[3]

ストーリー

寺山修司は「最後に市街劇をもう一度やりたい。」という言葉を残して47歳で亡くなる。

1975年、寺山は主宰する演劇実験室「天井桟敷」の手で、一切の許可をとらず、杉並区一帯で30時間のゲリラ市街劇「ノック」を上演し、劇団員が逮捕される事件を起こす。

元劇団員など関係者への取材から、寺山が最後に構想した市街劇は、住民の意識を操作する危険な実験であり、寺山の創作の原点は、少年時代を過ごした青森県三沢市に起因することが、浮かび上がる。

やがて、寺山が、生涯大事にしていた1枚の古い写真が紹介される。

出演

ドキュメント映像

イメージシーン

  • 籠原帝子
  • 髙橋優太
  • 渡部剛己

ナレーター

  • 野村達也
  • 會田栞子

スタッフ

  • 監督:相原英雄
  • 特別監修:九條今日子
  • 監修:寺山偏陸、笹目浩之
  • プロデューサー:相原英雄、瓜田尚久、鈴木康弘
  • アソシエイトプロデューサー:笹岡正之、大上貴摩瑳
  • 企画協力:藤森茂
  • 劇画:松森茂嘉
  • 音楽:増田泉
  • 音響効果:牛腸正二郎
  • 撮影協力:福士正一、福士輝子、岩間秀逸
  • 制作協力:テラヤマ・ワールド
  • 製作:プラネットエンターテイメント

出典

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