『生命と過剰』"三部作"構想
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「丸山圭三郎」の記事における「『生命と過剰』"三部作"構想」の解説
丸山は『生命と過剰』を、三部作として構想していたことを述べているが、第二部刊行間もなくに病没したことで、第三部は未刊となった。第二部をもって、第三部は必要がないほど完結しているという意見もある。 丸山本人は、第一部は「原理論」と位置づけ、第二部では音楽の問題などを扱うとも述べていた。「ゲシュタルト化する人間的実践は、音楽が最初なのではないか」との考えから、ピタゴラスの音階からはじめて、各地域の音階や音律の問題などを研究する予定であった。ただし第二部でこの課題は果たされなかった。
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