『少女椿』(丸尾末広/青林堂『月刊漫画ガロ』)
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浪花清雲作の街頭紙芝居「少女椿」に脚色を加え1984年に『ガロ』誌上で連載された劇画。両親を失った薄幸の少女「みどりちゃん」が不気味な見世物小屋で働かされる奇妙なストーリーとなっており、作者ならではのエログロ・怪奇性を押し出した作風で終始、暗い雰囲気が漂い、結末も非常に後味の悪いものになっている。連載終了後もアンダーグラウンドでのアニメ化や舞台化が行われるなど根強い人気があり、サブカルチャーに与えた影響は大きく名実ともに丸尾末広の代表作となっている。かつて青林堂より単行本化されたが、現在も入手出来るのは青林工藝舎による改訂版のみである。
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