『備後国風土記』等にみえる牛頭天王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 00:12 UTC 版)
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鎌倉時代後半の卜部兼方『釈日本紀』に引用された『備後国風土記』逸文(詳細後述)では、「牛頭天王」の表記はなく、「武塔神」および「速須佐雄」と記述され、富貴な弟の巨旦将来と貧しい兄蘇民将来の説話を記している。それに対し、『先代旧事本紀』ではオオナムチノミコト(大国主)の荒魂が牛頭天王であると解説する。 また、平安時代末期に成立した『伊呂波字類抄』(色葉字類抄)では、牛頭天王は天竺の北にある「九相国」の王であるとしている。
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