『フンボルト』(1938年7月、弘文堂書房)
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「泉井久之助」の記事における「『フンボルト』(1938年7月、弘文堂書房)」の解説
田邊元監修の「西哲叢書」の1冊として出版。泉井が世に表した第1作といってよい。ヴィルヘルム・フォン・フンボルト(1767-1835)の生涯を、その時代とのかかわりを通じて詳説したもの。単なる伝記ではなく、特に「言語研究」と題した127ページからの後半は、フンボルトの言語研究の成果を、泉井自身の言葉で表した個性の強い、しかし客観性を失わない作品といってよい。
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