「明日咲くつぼみに」レコーディング秘話とは? わかりやすく解説

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「明日咲くつぼみに」レコーディング秘話

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 19:26 UTC 版)

三波春夫」の記事における「「明日咲くつぼみに」レコーディング秘話」の解説

1996年暮れ永六輔作詞依頼し制作された同曲のレコーディングが行われた。永からは「あの歌は、『ストレッチャー寝てても歌える、100歳になって歌える』、そんな歌にしたい。三波さんって元気なのはわかるけども、さすがに90歳で俵星玄蕃できないでしょうだったらやってください」と曲の制作意図イメージ三波伝えられた。しかし、何度やっても三波声を張り上げて歌いあげてしまう。それを見ていた妻・ゆきは永に、「永さん、もうやめて下さいあの人あの歌い方しかできないんです。力なく元気なく歌うなんてことはできないんです!」と話す。「じゃあ辞めましょう」と永が切り出すと、ゆきは三波がいる録音ブース中に入っていき、「あんた、永さんが言ってることがわからないのか!力抜けって言った力抜け。お前は三波春夫じゃないか!ああ、もう三波春夫はいないのか!」と、三波怒鳴ったその様子をガラス越し聞いていた永は思わず涙を流したという。永は「ああ、あの奥さんがいて、初め三波春夫がいるんだって痛感しましたね」と語っている。三波は、妻に叱責された後、いつもの笑顔で「もう一度お願いします」と一言スタッフ告げ、呟くような歌い方で永のリクエスト応えた。このレコーディングから4年後に三波この世去ったが、永は後に、この歌の歌詞が、既に病魔侵された身だった三波本人にとって辛い内容になってしまった事が悔やまれる語っている。 2012年1月1日舟木一夫が「芸能生活50周年記念シングル第1弾」として同曲をカバーしシングル化している。

※この「「明日咲くつぼみに」レコーディング秘話」の解説は、「三波春夫」の解説の一部です。
「「明日咲くつぼみに」レコーディング秘話」を含む「三波春夫」の記事については、「三波春夫」の概要を参照ください。

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