“寄生する混沌”
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 07:09 UTC 版)
“寄生する混沌”という異名を持つスラードは、襲撃したあらゆる生物に“胚”と呼ばれる卵を植え付ける。寄生された者は病気(“寄生する混沌”の異名は病名としても用いられる)と同じ扱いとして、セーヴィング・スローによる抵抗を求められる。寄生が進行する(卵が孵化する)につれ寄生者は狂気に陥り、最後は孵化した幼生が寄生者の頭蓋骨を破って誕生し、寄生者は死亡する。病気を癒す呪文(第3版における「リムーヴ・ディジーズ」の呪文など)には卵を除去する力がある。通常、卵が植え付けられてから孵化するまでは1週間ほどかかり、最後の12時間はひどい嘔吐感に襲われる。 スラードは出会った者を襲撃する以外にも、傷つき倒れた者が多くいる場所に出没して繁殖を行うこともする。デヴィルとデーモンがアビスにて繰り広げている“流血戦争”の戦場はスラードにとって格好の産卵場となっている。
※この「“寄生する混沌”」の解説は、「スラード」の解説の一部です。
「“寄生する混沌”」を含む「スラード」の記事については、「スラード」の概要を参照ください。
- “寄生する混沌”のページへのリンク