内々

デジタル大辞泉

うち‐うち【内内】

読み方：うちうち

［名］

１ 表立てないこと。内輪(うちわ)。ないない。「—で式をすます」

２ 家の中。

「—のしつらひには」〈竹取〉

３ 心のうち。

「—のありさまは知り給はず」〈源・紅葉賀〉

［副］表立たずに。こっそり。内密に。

「—よく習ひ得て差し出でたらんこそ、いと心憎からめ」〈徒然・一五〇〉

ない‐ない【内内】

読み方：ないない

［名・形動］

１ 表立てないでひそかに、また、非公式に事を行うこと。また、そのさま。内密。うちわ。「—の約束」「—に処理する」

２ 物事の内部、内側。

「—の館(たち)のありさま」〈平家・四〉

［副］

１ 表面に出さないさま。ひそかに。内密に。うちわに。「私にだけ—知らせてくれた」

２ 心の中でひそかに思うさま。内心では。心の中では。「遭難したのではないかと—心配していた」

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

内々

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 01:44 UTC 版)

発音^(?)

な↗いない

名詞

内 内（ないない、うちうち）

1. 内輪の者だけで物事を行うこと。
2. 心の内。

副詞

内 内

1. （ないない、うちうち）密かに。こっそり。
2. （ないない）心の内で密かに思ったり感じたりするさま。

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「内々」の例文・使い方・用例・文例

• このことは内々にしてください。
• 私は内々その秘密を知っていた.
• 内々の事ですから他へは別に知らせませんでした.
• これはごく内々の話です.
• 内々で君に話したいことがある.
• この事は内々に願います.
• 内々様子を探ってみた
• 彼は内々目的があって人を賞めるのだ
• 彼は内々都合があって止めたのだろう
• 内々都合があってしたことだろう
• 彼は僕だけにごく内々で秘密を打ち明けた
• 内々の事だから表向きにすることはない
• このことは内々に済ませます
• 彼は僕だけに極内々で秘密を明かした
• 内々運動している者がある
• 内々ご注進があった
• ごく内々でそう言った
• 内々事情を探ってみた