Play Framework 歴史

Play Framework

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/07 18:23 UTC 版)

歴史

Play FrameworkはZenexity社のソフトウェア開発者であるGuillaume Bortにより作成された[4]。しかしこの初期のリリースは外部には公開されておらず、インターネット上で確認できる最も古い情報は2007年5月のものである[5]。2007年になり、プレリリースバージョンが初めてZenexity社のサイトにて公開された[6]

2008年5月になって、バージョン1.0の元となるコードがLaunchpadにて公開された[7] 1.0が完全にリリースされるのは、2009年10月のことである[8]

その後LaunchpadからGitHubへの移行を経て、2010年11月にPlay 1.1がリリースされた。1.1ではコンポーネントがApache MINA英語版からJBoss Netty英語版へと変更されており、またScala言語のサポートや、GlassFishコンテナへの対応、非同期Webサービスライブラリ、OAuth認証、HTTPSのサポートなどが行われた[9]

2011年4月にリリースされたPlay 1.2では、依存性管理ツールであるApache Ivy英語版が組み込まれるとともに、WebSocketのサポートや、DBマイグレーションの統合(ただしリバージョンは未対応[10])、H2 Databaseへの変更などが行われた[11]

2011年後半にはPlay 2.0の開発に向けSadek Drobiが加わっている。2012年3月13日にリリースされた2.0[12]では、Scalaの開発環境であるTypesafe Stackと結びついている[13]

2013年2月6日にリリースされたPlay 2.1では、Scalaが2.10へとアップデートされるとともに、モジュール化や新しいJSON API、フィルタ、それにRequireJSがサポートされた[14]

2013年9月20日にリリースされたPlay 2.2では、sbtが0.13にアップデートされるとともに、バッファリングgzip圧縮、それにいくつかのプラットフォーム用のパッケージングタスク(OS X (DMG), Linux (RPM, deb), Windows (MSI) など)がサポートされた。

2021年10月20日、それまで中心的に開発していた Lightbend 社が Play Framework の開発から撤退すると発表した[15]

2023年10月25日、Play Framework 3.0.0がリリースされた。Play Frameworkは2.xまではLightbendが開発していたAkkaを使用していたが、Akkaが2022年9月よりオープンソースでは無くなったため、AkkaからフォークしたオープンソースのApache Pekkoに切り替わった[16]







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