I.N.A 概略

I.N.A

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 21:00 UTC 版)

概略

1980年代後半、シンセサイザープログラマー(マニピュレーター)としてプロデビュー。ジャンルの壁を超えた数々のスタジオワークを経て1991年『X』"Violence In Jealousy tour"にマニピュレーターとして参加。

X JAPANのマニピュレーター、レコーディング・エンジニアを務めるかたわら、X JAPANギタリストHIDEのソロのツアーメンバー「hide with Spread Beaver」の一員として、またhideの全ての楽曲の共同プロデューサーとして活動。hideのライブではパーカッションとマニピュレーターを担当。zilchへの参加、HIDEの死後にはHEATHPATADope HEADzを結成。その後も、音楽プロデュースをメインに、編曲、リミックス、DJなど幅広い活動をおこなっている。

X JAPAN、HIDE、hideとの関係

1991年からX JAPANと活動を共にし、再結成後もマニピュレーターとして参加している。Xのメンバーの中でも、特にhideとは音楽に対する考え方や思い、日本・世界の音楽業界に対する認識などで共通する所が多く、「hide」の音楽を一緒に作る事によりとても深い関係にあった。

hideのツアーメンバーでもあるI.N.Aだが、元々はXのレコーディングに参加していたシンセサイザープログラマー(マニピュレーター)であった。その後hideがソロ活動を始めた際、プログラミング以外にもアレンジ等含め全面的に参加、hideの音楽にとても深く関わっていく事になった。マニピュレーターというパートの特性上、ライブでは本来は俗に言う「裏方」であった筈だが、hideが無理矢理舞台に引っ張り出したという。

しかし、単なる制作スタッフやメンバーという存在にとどまらず、hideには欠かせない存在であったとされる。hideは自宅に一通りの機材を揃えてデモテープを自宅で製作していたが、この作業は常にI.N.Aと二人で行っていた。音楽家「hide」を、松本秀人(≠hide)とINAの二人でプロデュースしているという感覚であったとする話もある。

2014年、I.N.Aプロデュースにより、ヤマハが新開発したVOCALOID技術を使用したhideの新曲『子 ギャル』が制作された。故人の歌声を合成音声によって再現する前例のないスタイルで制作された。

2022年公開の映画『TELL ME 〜hideと見た景色〜』では、I.N.Aの役は塚本高史が演じ、I.N.A自身も原案協力や楽曲監修で映画制作に参加した。[3]

参加ユニット、バンド

  • hide with Spread Beaver(共同プロデュース・プログラミング他)
  • zilch(プログラミング他)
  • Dope HEADz(共同プロデュース・作詞作曲・編曲・プログラミング他)
  • SONIC STORAGE(共同プロデュース・プログラミング他)

  1. ^ hide関連の作業で使用。
  2. ^ プロデュース、アレンジなどの活動で使用。
  3. ^ 映画『TELL ME hideと見た景色』”. 映画『TELL ME hideと見た景色』. 2022年6月29日閲覧。



INA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/22 02:34 UTC 版)

INA

参照項目






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「I.N.A」の関連用語

I.N.Aのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



I.N.Aのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのI.N.A (改訂履歴)、INA (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS