2005年のワールドシリーズ 2005年のワールドシリーズの概要

2005年のワールドシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 08:31 UTC 版)

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2005年ワールドシリーズ

第1戦開始前のセレモニーが行われているU.S.セルラー・フィールドの様子
チーム 勝数
シカゴ・ホワイトソックスAL 4
ヒューストン・アストロズNL 0
シリーズ情報
試合日程 10月22日–26日
観客動員 4試合合計:16万8422人
1試合平均:04万2106人
MVP ジャーメイン・ダイ(CWS)
ALCS CWS 4–1 LAA
NLCS HOU 4–2 STL
殿堂表彰者 ハロルド・ベインズ(CWSコーチ[注 1]
ティム・レインズ(CWSコーチ[注 2]
ジェフ・バグウェル(HOU内野手)
クレイグ・ビジオ(HOU内野手)
チーム情報
シカゴ・ホワイトソックス(CWS)
シリーズ出場 46年ぶり5回目
GM ケニー・ウィリアムズ
監督 オジー・ギーエン
シーズン成績 99勝63敗・勝率.611
AL中地区優勝
分配金 選手1人あたり32万4532.72ドル[1]

ヒューストン・アストロズ(HOU)
シリーズ出場 球団創設44年目で初
GM ティム・パープラ
監督 フィル・ガーナー
シーズン成績 89勝73敗・勝率.549
NL中地区2位=ワイルドカード
分配金 選手1人あたり19万1985.45ドル[1]
全米テレビ中継
放送局 FOX
実況 ジョー・バック
解説 ティム・マッカーバー
平均視聴率 11.1%(前年比4.7ポイント下降)[2]
ワールドシリーズ
 < 2004 2006 > 

ホワイトソックスは、1919年シリーズにおいて8選手が賭博師と結託し八百長を仕組んだとして、コミッショナーケネソー・マウンテン・ランディスによって1921年に永久追放処分を下された、いわゆる "ブラックソックス事件" を起こしている。それ以降はシリーズ優勝から見放され、出場も1959年の一度きりにとどまっていたことから、事件によって球団に呪いがかけられたとする都市伝説 "ブラックソックスの呪い" あるいは "シューレス・ジョー・ジャクソンの呪い" がファンの間で定着した[3]。今シリーズ制覇により、ホワイトソックスはその呪いを解いた。アストロズは2012年シーズン終了後にナショナルリーグからアメリカンリーグへ転籍したため、再転籍がない限り、ナショナルリーグの球団としてシリーズに出場するのは今回が最初で最後となる。シリーズMVPには、優勝を決めた第4戦で先制・決勝の適時打を放つなど、4試合で打率.438・1本塁打・3打点OPS 1.214という成績を残したホワイトソックスのジャーメイン・ダイが選出された。


注釈

  1. ^ 殿堂入りは指導者としてではなく、指名打者としての功績が評価されてのもの。
  2. ^ 殿堂入りは指導者としてではなく、外野手としての功績が評価されてのもの。

出典

  1. ^ a b "World Series Gate Receipts," Baseball Almanac. 2020年3月28日閲覧。
  2. ^ "World Series Television Ratings," Baseball Almanac. 2020年3月28日閲覧。
  3. ^ Paul Sullivan, Tribune Staff Writer, "FOILED AGAIN . . . AND AGAIN," Chicago Tribune, May 6, 1997. 2020年3月28日閲覧。
  4. ^ "Head-to-Head Records," Baseball-Reference.com. 2021年6月10日閲覧。


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