007 死ぬのは奴らだ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/04 08:32 UTC 版)
ストーリー
ブードゥー教でニューヨークのハーレムを支配し、ソ連・スメルシュの一員でもある黒人犯罪王ミスター・ビッグは、海賊“血まみれモーガン”の財宝の金貨をアメリカに持ち込み資金源としていた。
イギリス秘密諜報部員007ジェームズ・ボンドはニューヨークに派遣され、FBIのデクスター主任やCIAのフェリックス・ライターと協力して調査を開始するが、既にその情報を掴んでいたミスター・ビッグから手荒い歓迎を受ける。
だが、霊感能力を持ち、ミスター・ビッグが妻にしようとしているソリテアが寝返り、ジェームズは彼女とセントピーターズバーグへ向かうが、そこで彼女は奪い返され、フェリックス・ライターも鮫に片腕・片脚を食いちぎられた姿で送り届けられる。怒りに燃えるボンドは、カリブ海の島国ジャマイカでミスター・ビッグと最後の対決を行う。
出版
- 『死ぬのは奴らだ』井上一夫訳、早川書房〈ハヤカワ・ミステリ文庫〉、1976年4月、ISBN 978-4150706524
- 改訳版『007 死ぬのは奴らだ』井上一夫訳、早川書房〈ハヤカワ・ミステリ文庫〉、1998年3月、ISBN 978-4151713521
- "Live and Let Die" , Penguin Classics, 2004/06, ISBN 978-0-14-118757-0
漫画化
さいとう・たかを作画。小学館から1968年刊行、2015年復刻版[1]。
脚注/参照
- ^ ビッグコミックス 007 死ぬのは奴らだ 復刻版 LIVE AND LET DIE(2018年4月22日閲覧)
- 1 007 死ぬのは奴らだとは
- 2 007 死ぬのは奴らだの概要
固有名詞の分類
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