鐘捲自斎 鐘捲自斎の概要

鐘捲自斎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/13 03:26 UTC 版)

この項目に含まれる文字は、オペレーティングシステムブラウザなどの環境により表示が異なります。

鐘捲自斎通家は外他(とだ)姓を持ち、越前朝倉氏の剣術指南で、富田流の名人富田治部左衛門(富田景政)の門に入り、山崎左近将監、長谷川宗喜とともに「富田の三剣」と呼ばれた。この頃、外田(戸田)一刀斎と名乗ったこともあるという。

自斎の弟子には、前原弥五郎がおり「一刀斎」の名跡を譲り受け、以後、伊東一刀斎と名乗り「一刀流剣術」を興したとされる。自斎は伊東一刀斎に奥義「高上極意五点」を伝えた。また伊東は、外田一刀斎を名乗っており、両者は同一人とする説もある。これは、伊東一刀斎の高弟といわれる古藤田勘解由左衛門(古藤田俊直)が、自流を外他一刀流と名乗っていることと、自斎も一時自流を鐘捲外他流と名乗ったことが根拠とされる。他の弟子に、佐々木小次郎がいるとされる(『歴史読本』昭和55年3月号所収光瀬龍「漂泊の剣客」参考)。

道統は米沢の中村氏家が継承し、仙台藩の藩主護衛の役を負った。




「鐘捲自斎」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鐘捲自斎」の関連用語

鐘捲自斎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鐘捲自斎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鐘捲自斎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS