皇學館大学 基礎データ

皇學館大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 07:56 UTC 版)

基礎データ

所在地

組織

学部

  • 文学部
    • 神道学科
      神道学科では神道神職)の基礎教育が行われており、神職課程(高等課程)履修者は、卒業と同時に明階検定合格の正階神職資格が授与される。なお、卒業後に神社での2年の実務奉仕と神社本庁での短期研修及び学部在学中に神宮実習・中央実習に行けなかったものは、これらを受けることで、正階より上位の明階の資格を取得することができる。成績優良者で選抜された神道学科生は、明階総合課程の履修が出来、その課程を修了(神宮実習・中央実習を含む)すれば、卒業時点で明階検定合格の明階の階位が授与される。 神道学科で学ぶ者の多くは、神職の家系等に属し神職を継ぐ必要のある者か、神職神社神道に興味のある者である。卒業後に神職となるか否かは本人の希望次第である。
      神職課程高等課程に関しては、神道学科はもちろんのこと、下記の国文学科及び国史学科に於いても課程の履修が可能。明階総合課程に関しては、神道学科のみ課程の履修が可能。
      • 神道学コース(令和4年以前の入学生を対象)
      • 日本文化コース(令和4年以前の入学生を対象)
      • 神道・宗教文化コース(令和5年以降の入学生を対象)
    • 国文学科
      • 国語国文学コース(令和4年以前の入学生を対象)
      • 国語科教員コース(令和4年以前の入学生を対象)
      • 国語学・国文学コース(令和5年以降の入学生を対象)
      • 国語教員コース(中高教員)(令和5年以降の入学生を対象)
      • 書道・漢文学コース(令和5年以降の入学生を対象)
      • 図書館司書コース(令和5年以降の入学生を対象)
    • 国史学科
      • 歴史教育コース(令和4年以前の入学生を対象)
      • 文化財コース(令和4年以前の入学生を対象)
      • 歴史総合コース(令和5年以降の入学生を対象)
      • 歴史教育コース(中高教員)(令和5年以降の入学生を対象)
      • 歴史文化財コース(令和5年以降の入学生を対象)
    • コミュニケーション学科
      • 英語コミュニケーションコース(令和4年以前の入学生を対象)
      • 心理コース(令和4年以前の入学生を対象)
      • 地域情報コース(令和4年以前の入学生を対象)
      • 英語コミュニケーションコース(令和5年以降の入学生を対象)
      • 英語教育コース(中高教員)(令和5年以降の入学生を対象)
      • 心理学コース(令和5年以降の入学生を対象)
      • 情報コース(令和5年以降の入学生を対象)
  • 教育学部
    • 教育学科
      • 学校教育コース(令和4年以前の入学生を対象)
      • スポーツ健康科学コース(令和4年以前の入学生を対象)
      • 幼児教育コース(令和4年以前の入学生を対象)
      • 特別支援教育コース(令和4年以前の入学生を対象)
      • 初等教育コース(令和5年以降の入学生を対象)
      • 幼児教育コース(令和5年以降の入学生を対象)
      • 保健体育コース(中高教員)(令和5年以降の入学生を対象)
      • 数理教育コース(中高教員)(令和5年以降の入学生を対象)
  • 現代日本社会学部
    • 現代日本社会学科
      • 経営革新コース(旧 政治経済分野)(令和4年以前の入学生を対象)
      • 福祉展開コース(旧 社会福祉分野)(令和4年以前の入学生を対象)
      • 地域創生コース(旧 地域社会分野)(令和4年以前の入学生を対象)
      • 文化発信コース(旧 伝統文化分野)(令和4年以前の入学生を対象)
      • 経営革新コース(令和5年以降の入学生を対象)
      • 地域創生コース(令和5年以降の入学生を対象)
      • 福祉展開コース(令和5年以降の入学生を対象)

大学院

専攻科

  • 神道学専攻科
    • 神道学専攻
      • 1年間で神社本庁神職資格(明階検定合格正階授与)の取得を目指す課程である。入学資格は、大学(学部)卒業以上であり、出願の際等で学部の卒業証明書を求められる。國學院大學の神道学専攻科と異なり、各都道府県の神社庁長の推薦は必要ない。 学部4年間で行う神職課程の科目及び実習を1年間でまとめて行うような形になるため、学生生活は多忙となる。また、神道学科に設置されている明階総合課程(卒業時点で明階を授与される課程)に対応するような課程は神道学専攻科には存在せず、授与階位は明階検定合格の正階授与までとなる。しかし、選抜はされるものの、伊勢の神宮に於ける神宮実習、及び東京の神社本庁で行われる中央実習には行くことができる。しかし、その際にも授与階位に違いはない。 多くの科目は学部(主に神道学科)と同時開講であり学部生と共に講義を受講するが、「祭式及び同行事作法A・B」をはじめとした一部の科目は神道学専攻科生用に開講される。神道学専攻科生は、受講できる科目は殆ど決まっており、時間割も自ずと決まってくる。残念ながら、学部生のように多種多様な科目の中から自分の興味のある科目を受講するといったことは殆どできない。 入学する年齢層や入学経緯は多種多様であり、学部を卒業後程なくして入学する者から、豊富な社会経験を持って入学してくる者まで多種多様を極める。神道学科と同様、社家の割合は高くない。

附属機関

皇學館大学記念館(旧・神宮皇學館本館)
国の登録有形文化財
  • 附属図書館[13]
    附属図書館は約34万冊を蔵書とする。平成26年3月25日に1階及び2階にラーニングコモンズが開設された他、無線LANの提供、PC等電子機器の貸出、蓋のある飲物に限っての摂水の許可など、新たな取組みが進められている[14]。又学外の者の入館も認められており、条件を満たせば貸出も認められている[15]。閉架の集密書架は、学部生は立ち入ることができない。
  • 研究開発推進センター
  • 教育開発センター
  • アドミッション・オフィス

学内学会

  • 人文學會

各学科に付属する学会

  • 神道学会
  • 国文学会
  • 史學會
  • コミュニケーション学会
  • 教育学会
  • 現代日本学会

その他

大学関係者一覧

廃止学部・学科・大学院研究科

  • 文学部教育学科
    • 2008年廃止。教育学部教育学科に改組
  • 社会福祉学部社会福祉学科
    • 2009年廃止。現代日本社会学部現代日本社会学科社会福祉分野(現 福祉展開コース)に改組
  • 大学院社会福祉学研究科
    • 2012年廃止。その後の後継組織はなし。

注釈

  1. ^ 大学スポーツ等で使用される。
  2. ^ 一時は國學院大學との合併が検討されていた(『朝日新聞』 昭和21年1月24日)

出典

  1. ^ 神宮祭主久邇宮朝彦親王の令達により、林崎文庫内に皇學館を創設
  2. ^ 3つのポリシー|三重県伊勢市の皇學館大学”. www.kogakkan-u.ac.jp. 2023年10月14日閲覧。
  3. ^ 名張学舎を2010年(平成22年)度から伊勢に統合 経済的補助も検討 皇學館大学会見 - 伊賀タウン情報 YOU(2011年(平成23年)3月18日閲覧)
  4. ^ 皇學館大学社会福祉学部 名張市から撤退へ 2010年(平成22年)度から募集停止 - 伊賀タウン情報 YOU(2011年(平成23年)3月18日閲覧)
  5. ^ 安丸良夫・宮地正人編『日本近代思想大系5 宗教と国家』431ページ
  6. ^ 『三重県教育史 第1巻』第2章 近代教育の胎動 第3節 教導職の教化活動、p.285 - 292
  7. ^ a b c d 『三重県教育史 第1巻』第3章 近代教育の創始 第3節 創設期の中学校、p. 608 - 612
  8. ^ 『三重県教育史 第1巻』第4章 近代教育の形成 第3節 中等普通教育及び専門教育の整備、p. 908 - 913
  9. ^ a b c 『三重県教育史 第2巻』第6章 大正期の教育 第6節 三重高等農林学校の開設と高等専門教育、p. 250 - 262
  10. ^ 『三重県教育史 第2巻』第8章 昭和初期の教育 第6節 高等専門教育の展開 p. 756 - 770
  11. ^ a b 『三重県教育史 第3巻』第14章 新学制下の学校教育 第6節 大学・短大・高等専門学校教育 p. 423 - 426
  12. ^ 『三重県教育史 第3巻』第14章 新学制下の学校教育 第6節 大学・短大・高等専門学校教育 p. 897 - 900
  13. ^ 附属図書館
  14. ^ 図書館ラーニングコモンズ
  15. ^ 学外の方へ
  16. ^ 『皇學館大学創立140周年・再興60周年記念 伊勢と皇學館の140年』学校法人皇學館、4月30日、125頁。 
  17. ^ a b c 皇学館大学で卒業式 式典は少数でマスク着用、恒例の伊勢神宮参拝中止に”. 伊勢志摩経済新聞 (2021年3月19日). 2021年3月20日閲覧。
  18. ^ 玉城産豚ブランド化プロジェクト”. 皇學館大学COC CLL活動report. 皇學館大学. 2017年12月15日閲覧。
  19. ^ 関俊彦「玉城豚 食べ比べて 伊勢 皇学館大生が調査」中日新聞2017年2月8日付朝刊、伊勢志摩版12ページ



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