本 統計

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 09:30 UTC 版)

統計

世界

日本

日本では年間7万7417点(2007年、以下同じ)の新刊が出版されており、出回り部数(取次出荷部数。新刊・重版・注文品の流通総量。返品の再出荷を含む)は13億1805万部、販売部数は7億5542万部である[全文 12]

新刊点数は年々増加しているが、部数・販売額は減少している。日本では、書籍の販売額は9026億円で、書籍・雑誌計の43%である。この額は1996年の1兆0931億円をピークに減少し、ピーク時の8割強である(なお、雑誌のピークは1997年)。

出版物の推定販売金額の推移
書籍 対前年比 雑誌 対前年比 合計 対前年比
1952 189 16.5% 241 22.8% 431 20.0%
1953 237 25.4% 300 24.3% 538 24.8%
1954 239 0.5% 348 16.1% 587 9.2%
1955 248 3.8% 409 17.5% 657 11.9%
1956 255 2.9% 426 4.2% 682 3.7%
1957 273 7.0% 470 10.4% 744 9.1%
1958 279 2.1% 523 11.2% 802 7.8%
1959 298 7.0% 556 6.4% 855 6.6%
1960 374 25.3% 571 2.6% 945 10.5%
1961 464 24.1% 614 7.6% 1,078 14.1%
1962 587 26.6% 713 16.1% 1,300 20.6%
1963 695 18.4% 750 5.2% 1,445 11.2%
1964 912 31.1% 882 17.6% 1,794 24.1%
1965 1,063 16.6% 992 12.5% 2,056 14.6%
1966 1,347 26.6% 1,130 13.9% 2,477 20.5%
1967 1,609 19.5% 1,355 19.9% 2,965 19.7%
1968 1,868 16.1% 1,567 15.6% 3,435 15.9%
1969 2,009 7.5% 1,781 13.7% 3,790 10.3%
1970 2,246 11.8% 2,101 18.0% 4,347 14.7%
1971 2,423 7.9% 2,393 13.9% 4,816 10.8%
1972 2,700 11.5% 2,792 16.7% 5,493 14.1%
1973 3,199 18.5% 3,281 17.5% 6,481 18.0%
1974 4,214 31.7% 4,231 28.9% 8,445 30.3%
1975 4,889 16.0% 4,876 15.2% 9,765 15.6%
1976 5,200 6.4% 5,435 11.5% 10,636 8.9%
1977 5,458 5.0% 5,896 8.5% 11,355 6.8%
1978 5,945 8.9% 6,339 7.5% 12,285 8.2%
1979 6,348 6.8% 6,937 9.4% 13,286 8.1%
1980 6,724 5.9% 7,799 12.4% 14,523 9.3%
1981 6,865 2.1% 7,940 1.8% 14,805 1.9%
1982 7,088 3.2% 8,351 5.2% 15,439 4.3%
1983 7,125 0.5% 8,835 5.8% 15,960 3.4%
1984 7,064 0.8% 9,304 5.3% 16,369 2.6%
1985 7,273 3.0% 10,125 8.8% 17,399 6.3%
1986 7,477 2.8% 10,491 3.6% 17,968 3.3%
1987 7,992 6.9% 10,811 3.0% 18,803 4.6%
1988 8,258 3.3% 11,430 5.7% 19,689 4.7%
1989 8,483 2.7% 11,915 4.2% 20,399 3.6%
1990 8,660 2.1% 12,638 6.1% 21,298 4.4%
1991 9,444 9.1% 13,340 5.6% 22,785 7.0%
1992 9,637 2.0% 13,340 4.4% 23,560 3.4%
1993 10,034 4.1% 14,865 6.8% 24,900 5.7%
1994 10,375 3.4% 15,050 1.2% 25,425 2.1%
1995 10,469 0.9% 15,426 2.5% 25,896 1.9%
1996 10,931 4.4% 15,632 1.3% 26,563 2.6%
1997 10,730 1.8% 15,644 0.1% 26,374 0.7%
1998 10,100 5.9% 15,314 2.1% 25,415 3.6%
1999 9,935 1.6% 14,671 4.2% 24,607 3.2%
2000 9,705 2.3% 14,260 2.8% 23,966 2.6%
2001 9,455 2.6% 13,793 3.3% 23,249 3.0%
2002 9,489 0.4% 13,615 1.3% 23,105 0.6%
2003 9,055 4.6% 13,222 2.9% 22,278 3.6%
2004 9,429 4.1% 12,998 1.7% 22,427 0.7%
2005 9,197 2.5% 12,767 1.8% 21,946 2.1%
2006 9,325 1.4% 12,199 4.4% 21,525 2.0%
2007 9,026 3.2% 11,827 3.1% 20,853 3.1%
2008 8,878 1.6% 11,299 4.5% 20,177 3.2%
2009 8,492 4.4% 10,864 3.9% 19,336 4.1%
2010 8,213 3.3% 10,535 3.0% 18,748 3.1%
    • 単位:億円
    • 出版科学研究所「出版指標年報」による。
    • 推定販売部数を本体価格で換算した金額。消費税分は含まない。算出方法は次の通り
      • 取次出荷額 - 小売店から取次への返品額 = 販売額

金額ベースで39.4%、部数ベースで42.6%が返品されている。


注釈

  1. ^ 尚書:多士”. 維基文庫. 2012年11月19日閲覧。武王は「殷先人有冊有典,殷革夏命」と記している

全文

  1. ^ 晏嬰. “晏子春秋巻七「景公稱桓公之封管仲益晏子邑辭不受」”. 維基文庫. 2012年11月19日閲覧。
  2. ^ 范曄 (劉宋). “後漢書巻78「蔡侯紙」”. 2012年11月19日閲覧。
  3. ^ 日本書紀卷第廿九:天武天皇下:天渟中原瀛真人天皇”. 2012年11月19日閲覧。
  4. ^ XMLによる六国史検索の試み(試行版)” (2005年). 2012年11月19日閲覧。で日本書紀選択、「川原寺 一切経」で検索
  5. ^ 校訂古事記”. 2012年11月20日閲覧。
  6. ^ 海龍王寺. “歴史と由来”. 2012年11月19日閲覧。
  7. ^ 奈良国立博物館. “奈良国立博物館《絵因果経》解説:天平勝寳五年五月七日類収小乗經納櫃目録”. 2012年11月19日閲覧。
  8. ^ 百瀬宏 (1996年). “歴史の文字 記載・活字・活版.第二部.活字の世界”. 東京大学総合研究博物館. 2012年11月19日閲覧。
  9. ^ Googleブックスで「群書類聚」を検索
  10. ^ 府川充男. “本木昌造製金属活字”. 2012年11月19日閲覧。
  11. ^ 東京国立博物館. “書籍館と浅草文庫:博物館蔵書の基礎”. 東京国立博物館:館の歴史. 2012年11月19日閲覧。
  12. ^ この節全て:公正取引委員会 報道発表資料 http://www.jftc.go.jp/pressrelease/08.july/080724tenpu01.pdf

書影

  1. ^ 康煕字典網上版”. p. 128. 2012年11月19日閲覧。
  2. ^ 伴信友 校; 岸田吟香(等編) (1883年). “本朝六国史.5,6 日本書紀”. 2012年11月19日閲覧。国立国会図書館デジタル化資料 p.89所収
  3. ^ 近代デジタルライブラリー:古事記巻中:応神天皇”. 2012年11月18日閲覧。
  4. ^ 国立国会図書館. “国立国会図書館デジタル化資料:日本国見在書目録”. 2012年11月19日閲覧。
  5. ^ 国立国会図書館デジタル化資料:本朝書籍目録”. 2012年11月19日閲覧。
  6. ^ 唐魏徴等 (1616年). “国立国会図書館デジタル化資料:群書治要”. 2012年11月19日閲覧。
  7. ^ 令義解”. 経済新聞社 (1897-1901). 2012年11月19日閲覧。(国史大系,12)国立国会図書館デジタル化資料

書誌

  1. ^ 銭存訓、宇都木章[ほか](訳)、1980.9、『中国古代書籍史』  NCID BN01440591 p.208
  2. ^ 銭存訓、宇都木章[ほか](訳)、1980.9、『中国古代書籍史』  NCID BN01440591 p.101
  3. ^ 太安万侶 著、本居豊穎, 井上頼圀, 上田万年校訂 編『校訂古事記』皇典講究所、1910年。 NCID BA34072877 
  4. ^ 太安万侶 (1925). 古事記巻中:応神天皇. 古典保存会. NCID BA32996321 
  5. ^ 井上宗雄ほか 編『日本古典籍書誌学辞典』岩波書店、1999年。 NCID BA40352550  p.529
  6. ^ 塙保己一 編『群書類従』1819年。 NCID BA76594391 

出典

  1. ^ 「図書、新聞及び定期刊行物の出版及び配布についての統計の国際的な標準化に関する改正勧告(仮訳)1985年11月1日 第21回ユネスコ総会採択」
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 本の構成要素と印刷・製本”. 豆知識. 共同精版印刷. 2023年11月3日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 本の構成”. 本のマメ知識. まつやま書房. 2023年11月3日閲覧。
  4. ^ 編集後記. コトバンクより。
  5. ^ 日本雑誌協会 & 日本書籍出版協会 2007, p. 92
  6. ^ 書籍コードの構成、構造については、次の論文の別表に詳しい記述がある。田中実 (1969), “出版業界における統一書籍コードの設定”, ドクメンテーション研究 (情報科学技術協会) 19 (1): 2-7, 1969-01-15, ISSN 00125180, NAID:110002729102 NCID:AN00172819 
  7. ^ 日本雑誌協会 & 日本書籍出版協会 2007, p. 93
  8. ^ 神崎正英 (2004), NBNあるいは書籍の識別, The Web KANZAKI ちょっとしたメモ, 神崎正英 (2004-03-09発行), http://www.kanzaki.com/memo/2004/03/09-1 2009年9月23日閲覧。 





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

「本」に関係したコラム

  • 株式分析のニックMネクストムーブとは

    株式分析のニックMネクストムーブとは、ボリンジャーバンドとケルトナーチャネルズの2つのテクニカル指標によってトレンドを探し出すためのテクニカル指標です。テクニカル指標のボリンジャーバンドの特徴として、...

  • FXのチャート分析ソフトMT4で高値と安値のラインを引くには

    FX(外国為替証拠金取引)のチャート分析ソフトMT4(Meta Trader 4)で高値と安値のラインを引く方法を紹介します。高値のラインは、ローソクの高値の11を線で結んだものになります。同じく...

  • FXのチャート分析ソフトMT4のフラクタルの見方

    FX(外国為替証拠金取引)のチャート分析ソフトMT4(Meta Trader 4)のフラクタルの見方について解説します。フラクタル(Fractals)は、為替レートの高値と安値からトレンドの転換点を探...

  • FXやCFDのシャンデクロールストップとは

    FXやCFDのシャンデクロールストップ(Chande Kroll Stop)とは、テクニカル指標のATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)を元にしたテクニカル指標のことです。シャンデクロールストップは、...

  • 株式分析の酒田五法の見方

    株式分析の酒田五法は、江戸時代の相場師、間宗久によって考案された投資術です。酒田五法には、「三山」、「三川」、「三空」、「三兵」、「三法」の5つの法則があります。▼三山三山は、チャートの高値圏に出現...

  • FXのゴールデンクロスとデッドクロスの解説

    ゴールデンクロスとデッドクロスは、2の移動平均線が交差することで、FX(外国為替証拠金取引)や株式取引などでは相場の流れを知る手掛かりの1つとして用いられています。移動平均線をチャート上に描画するに...

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「本」の関連用語


2
90% |||||

3
72% |||||

4
72% |||||


6
70% |||||

7
70% |||||

8
70% |||||

9
70% |||||

10
70% |||||

検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



本のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの本 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS