新実彰平
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 23:04 UTC 版)
にいみ しょうへい 新実 彰平 | |
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プロフィール | |
出身地 | 日本 京都府京都市 |
生年月日 | 1989年4月10日(34歳) |
血液型 | O型 |
最終学歴 | 京都大学法学部 |
勤務局 | 関西テレビ放送 |
部署 | 編成局アナウンス部 |
活動期間 | 2012年 - |
ジャンル | 報道・情報・スポーツ番組 |
配偶者 | 有 |
公式サイト | 新実彰平プロフィール |
出演番組・活動 | |
出演中 |
『野球道』(プロ野球中継) 『旬感LIVE とれたてっ!』(月 - 木曜日) |
出演経歴 |
『FNNスーパーニュースアンカー』 『みんなのニュース ワンダー』 『報道ランナー』 『カンテら!』(ラジオ大阪) |
来歴
京都府京都市左京区生まれ。血液型はO型で、洛星中学校・高等学校から京都大学法学部へ進学した[1]。
小学生時代に野球[3]を始めると、中学生時代は洛星野球部に所属。当時読売ジャイアンツの主力選手(左打者)であった松井秀喜への憧れから、それまでの右打ちを左打ちに変えた。高校2年生の時に、守備位置をそれまでの外野手から捕手にコンバート[4]。大学時代の2011年には、関西学生野球の春季リーグ戦において、首位打者とベストナイン(捕手)を獲得。京都大学の選手としては、19年振り・歴代3人目の受賞であった[4][5]。4年生の時には、当時1年生の田中英祐(2015年から2017年まで千葉ロッテマリーンズに投手として所属)とバッテリーを組んでいた[6][7]。当時の硬式野球部長は寶馨(京都大学教授)で、田中の3・4年時(2013・2014年度)に監督を務めた後に、2021年12月1日付で日本高等学校野球連盟の会長へ就任している。
大学卒業後の2012年4月1日付で、アナウンサーとして関西テレビに入社。同年10月からは、入社後初のレギュラー番組として、『FNNスーパーニュースアンカー』(月・火曜日スポーツキャスター)と『カンテーレ 二代目ショーヘイへの道!』(番組PRを兼ねた5分間のミニ番組)を担当していた。自身初の冠番組でもある『カンテーレ 二代目ショーヘイへの道!』では、出身地および名前が関西テレビOBの桑原征平(現在はフリーアナウンサー)と同じことにちなんで、「初代ショーヘイ」(同局アナウンサー時代の桑原)の代名詞であった体当たり取材に挑戦していた。2014年には、第30回FNSアナウンス大賞新人部門でアナウンス賞(最優秀賞)を受賞している。
田中が京都大学出身者で初めてのプロ野球選手になった2015年からは、春季キャンプでの田中への取材(同年2月)を皮切りに、プロ野球中継の実況・リポーターを担当。その一方で、同年3月30日から2017年3月27日までは、平日夕方のニュース・情報番組(『ゆうがたLIVE ワンダー』 → 『みんなのニュース ワンダー』)でフィールドキャスターを務めていた。7月には、フィールドキャスターとして、寝屋川市中1男女殺害事件の取材やリポートに従事。『ゆうがたLIVE ワンダー』内の生中継リポートで、第32回FNSアナウンス大賞(最優秀賞)を受賞した[8]。ちなみに、受賞時点での年齢は26歳で、史上最年少であった[9]。
2017年には、3月8日(3月7日深夜)放送のテレビドラマ『大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語 - Part2 -』第8話でテレビドラマに初出演[10]。3月27日からは、『みんなのニュース 報道ランナー』(『みんなのニュース ワンダー』の後継番組)でメインキャスターを務める。就任時点での年齢は27歳で、関西テレビ平日夕方の報道番組のメインキャスターとしては歴代最年少。他の在阪テレビ局が平日の夕方に放送する報道番組を含めても、現役最年少および、平成生まれの人物では初めてのメインキャスターである[11]。『報道ランナー』は『報道RUNNER』への改称を経て6年間放送されてきたが、2023年3月31日(金曜日)で終了してからは、プロ野球中継の担当へ7年振りに復帰[12]。2023年の日本シリーズ第7戦(11月5日に京セラドーム大阪で催されたオリックス・バファローズ対阪神タイガース戦)では、阪神が1985年以来38年振りのシリーズ制覇を成し遂げた瞬間を、フジテレビ系列の全国ネット向け中継で実況している。
なお、勤務する関西テレビはテレビ単営局だが、2022年度にはラジオ大阪(関西テレビと同じフジサンケイグループのラジオ単営局)で毎週火・水曜日の未明(月・火曜日の深夜)に放送されていた『カンテら!』(事前収録番組)で1回だけパーソナリティを務めている。
人物
関西テレビ入社後、京都大学硬式野球部OBチーム【DBグラッズ(Twitter・Facebook)】でプレー[13]。2014年9月18日、京大野球部マネジャーだった1年後輩の女性との結婚を発表した[14]。
入社1年目の2012年7月10日、フジテレビ系『FNS27時間テレビ FNSアナウンサー歌謡大賞 全国歌うまNO.1アナ決定! 爆笑オーディション!!』に、先輩の関純子・豊田康雄らと参加。全国ネット番組に初出演し、関西テレビ代表に選ばれた。同月21日22日放送『FNS27時間テレビ 笑っていいとも!真夏の超団結特大号!!徹夜でがんばっちゃってもいいかな?』内「FNSアナウンサーがんばった歌謡大賞」で、森山直太朗の「さくら(独唱)」を披露した。
2017年1月19日、京都市立新町小学校にて夢を語った[15]。
2019年3月4日、メインキャスターを務める『報道ランナー』で南海鋼索線(高野山ケーブル)を取材したコーナーがあり、引退車両が3代目の1964年(昭和39年)製であることから「引退車両、ウチの母親と同じ歳」と発言、「歳バレた、母ちゃんに怒られる」と、リアクション付きで焦っていた[16]。
2019年4月20日、京都東急ホテルにて第111回目となる【京都市立堀川高等学校 堀川同窓会】が開催、OBで堀川同窓会実行副委員長の長男という縁もあり司会進行を務めた(本人は洛星高校卒)[17]。
阪神タイガースのファンで、球団応援歌PV【六甲おろし】に出演している。
防災士の資格を持っており[18]、主に『報道ランナー』では多くの防災報道に関わっていた。
『報道ランナー』シリーズのメインキャスターには、「みんなが生きやすい豊かな社会を作る」という目標を掲げながら、「届けるべきニュースを、いかにして視聴者に見ていただけるようにするか」という発想で臨んでいたという。2022年度でシリーズを終了することに際しては、「(『みんなのニュース 報道ランナー』というタイトルで放送を開始してから)6年間にわたってメインキャスターを経験したことが自分の血肉になった」と述べる一方で、番組とメインキャスターとしての生活が同時に終了する理由の一つを「最近になって(番組が視聴者から)あまり広く支持されなくなったことにある」と明言。そのうえで、「『届けるべきニュースを、見てもらえるものにする』ために、もっとできることがあったのではないか」という表現で反省の意を示している[12]。
- ^ a b 京都大学硬式野球部 Dark Blue Member 2011
- ^ https://www.ktv.jp/ann/profile/niimi/
- ^ 新実彰平プロフィール
- ^ a b 産経関西(産経新聞関西支社情報サイト) (2011年6月1日). “【関西学生野球】京大選手で37季ぶり首位打者 新実彰平さん(22)”. 2012年9月12日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 京都大学硬式野球部 平成23年度 関西学生野球連盟 春季リーグ戦 首位打者賞・ベストナイン賞(捕手)
- ^ 関テレ新実アナ 京大時代の後輩と結婚
- ^ 関テレ新実アナ、ロッテ2位京大田中祝福
- ^ FNSアワード2016贈呈式 第24回FNSドキュメンタリー大賞/第17回/NSソフト工場 「第32回FNSアナウンス大賞授賞式」
- ^ たけのこ日記 FNSアナウンス大賞
- ^ a b “カンテレ新実彰平アナが役者デビュー 『大阪環状線 Part2』放送決定”. ORICON STYLE. (2016年9月16日) 2016年9月16日閲覧。
- ^ “カンテレ史上最年少!新実アナ、夕方報道番組のメインに”. サンケイスポーツ. (2017年3月9日) 2017年3月9日閲覧。
- ^ a b “カンテレ・新実彰平アナが7年ぶりプロ野球実況復帰へ 「報道ランナー」終了への思いとともにSNSで報告”. スポーツニッポン. (2023年3月24日) 2023年3月24日閲覧。
- ^ にいみしょうへいのひび「球春到来」
- ^ 関テレ・新実彰平アナが結婚へ お相手は1歳年下の大学野球部“後輩”
- ^ 🍀 4年 つなげよう わたしたちの未来へ
- ^ 高野山ケーブル 3代目 引退
- ^ 第111回 堀川同窓会
- ^ “新実彰平”. 関西テレビ. 2021年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月9日閲覧。
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