山形県立寒河江高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/29 00:48 UTC 版)
概要
- 歴史
- 旧制中学校を前身とする。旧・西村山郡寒河江町には1902年(明治35年)に「西村山郡立西村山中学校」が開校したが、翌年起こった火災により1904年(明治37年)にわずか2年あまりで閉校した。その後、旧制中学校が町内に存在しない期間が17年続いたが、1921年(大正10年)に県立の旧制中学校「山形県立寒河江中学校」が開校し、1948年(昭和23年)の学制改革で新制高等学校となった。1921年(大正10年)を創立年としている。
- 教育目標
- 遠大な開拓者精神とはつらつとした自由の精神を基盤に、質実剛健と気品清純の気風を継承発展させる。
- 自ら学ぶ姿勢を培い、英知ある人間を育てる。
- 健康なからだと豊かなこころをもった人間を育てる。
- 創造力に富み、責任感と実践力をもって、たくましく生きる人間を育てる。
- 広い視野を持ち、自己の可能性を最大限に発揮できる人間を育てる。
- 校章
- 山査子(さんざし、メイフラワー)をモチーフにしており、校内にも木が植えられている。
- 校歌
- 現在の校歌は創立30周年目の1951年(昭和26年)に制定された。作詞は神保光太郎、作曲は芥川也寸志による。歌詞は3番まであり、校名は歌詞中に登場しない。
- なお旧制中学校時代の校歌は作詞が土井晩翠、作曲が梁田貞によるもの。
- 応援歌
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- 「緑ヶ丘」(作詞作曲者は不明)
- 「嗚呼繚乱と」(作詞:井上五郎、作曲:秋葉光市)
- 「桜にかおる」(作詞:井上五郎、作曲:松田光郎)
- 「飾るさんざし」(作詞:橋本宏、作曲:菊地義美)
- 授業
- 基本的に授業時数は50分×6コマであるが、火・水・木(木は1年をのぞく)は基本的に50分×7コマとなる。2001年(平成13年)から生徒に時間の意識を持って欲しいとの理由でチャイムは鳴らさない「ノーチャイム制」をとっている。更に、平成25年度より進学型単位制へ移行し、2学期制を導入している。水曜日の7コマ目は基本的に全学年LHR(ロングホームルーム)があり、講話や各クラスレクレーションをする時間にあてられる。
- 進路指導
- 進路室には様々な進路に関する書籍及び書類またはDVDや、各大学に関する資料などがある。
- 進路講演も1年生のうちから行われ、成績上位者が参加できる勉強会もある。卒業生の受験生活を綴った合格体験記や、過去の卒業生の受験結果が載せてある「進路の指針」という冊子のように独自で作っている書物もある。
- 同窓会
- 「長陵同窓会」(長陵の読みは「ちょうりょう」)と称している。
高松校舎
果樹園芸科は本校とは別の校地・校舎を持っていた。2015年の閉科後、山形県立左沢高等学校に農場、果樹園を移管して、左沢高校果樹園芸系列で引き続き農業教育が行われている。
- 果樹園芸科(閉科) - 〒990-0524 山形県寒河江市大字高松49(北緯38度23分53.9秒 東経140度14分37.3秒 / 北緯38.398306度 東経140.243694度)
- ^ 「修学旅行の長距離バス衝突 3人死に19人ケガ」読売新聞 1965年(昭和40年)4月30日 夕刊9頁
- ^ その際に行われた記者会見。
- ^ “鈴木淳史 FaceBook” 2012年12月23日閲覧。
固有名詞の分類
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