堀川バス 車両

堀川バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/21 04:30 UTC 版)

車両

路線車は富士重工製車体のいすゞ大型車と富士重工業製車体の日産ディーゼル中型車が多数を占めていたが、アイ・ケー・コーチジェイ・バス製のいすゞ車や日野三菱ふそう(小型車のみ)車も在籍している。2015年10月現在、中古で導入したと思われる西日本車体工業製の車両が復活している。なお2019年7月現在、エルガミオが最大勢力であり、次いでエルガレインボーHRレインボーⅡの順になっている。

1990年代末頃から大都市圏事業者からの中古車導入が進められ、川崎鶴見臨港バスを中心に、横浜市交通局名古屋市交通局からの移籍車も導入されている。2010年代頃からワンステップバスノンステップバスの中古車両の導入が増え、乗降性の改善が進んでいる。川崎鶴見臨港バスからの移籍車は、ウインカーチャイムがそのまま使用される。また2016年からは、中古車導入の調達先が多様化されており、京急バス西武バス立川バス松戸新京成バス東急バスフジエクスプレス東京都交通局などからも導入されている。

路線バス事業の赤字基調から、路線バス向けの新車購入は長年極力抑制されており、1990年代初め頃までは貸切車から転用された改造車が路線車の大半を占めていたが、これらは現在全て置換えが完了している。また、国鉄矢部線及び佐賀線の廃止代替バスの運行を担当するにあたり、所要車両として転換交付金により新規購入された路線仕様車[15]も存在したが、これらも全て経年のため廃車となっている。

貸切バス事業の譲渡後も、貸切車は少数残存している。また、広川町と八女市の乗合タクシー用として、トヨタ・ハイエースも保有している。更には、八女学院と祐誠高等学校のスクールバス用にトップドア車も保有している。

過去の車両


  1. ^ a b 2008年7月25日付西日本新聞掲載記事「堀川、観光バス売却へ」
  2. ^ a b c 2008年8月1日付西日本新聞掲載記事「堀川、観光バス事業を売却 自動車学校と正式契約」
  3. ^ マイマイスクール公式サイト中、「会社紹介」を参照(2014年4月21日閲覧)。
  4. ^ 障害者割引の案内 (PDF) - 堀川バス公式サイト、2017年4月4日閲覧。
  5. ^ 堀川バス株式会社; 株式会社ニモカ (2023年2月9日). “堀川バス株式会社「nimoca」導入および 一部乗車券の販売及び割引制度の終了について” (PDF). 堀川バス株式会社. 2023年3月11日閲覧。
  6. ^ 株式会社ニモカ; 堀川バス株式会社 (2023年3月1日). “2023 年 3 月 25 日(土)から 堀川バスのご乗車に nimoca がご利用いただけるようになります!” (PDF). 株式会社ニモカ. 2023年3月11日閲覧。
  7. ^ 交通系ICカード『nimoca』導入に伴う 回数乗車券販売終了と使用期限のお知らせ” (PDF). 堀川バス株式会社. 2023年3月11日閲覧。
  8. ^ 「平成27年度福岡県バス運行対策費補助金の交付実績について」 (PDF)
  9. ^ 瀬高町教育委員会 『瀬高町史』 1974年6月 pp.230-231
  10. ^ ごく一部の文献に、堀川バスの瀬高・柳川線自体を「国鉄佐賀線の廃止転換バスとして1987年に運行を開始した路線」と記述しているものがある(『バスマガジン』vol.50(2011年11月) p.26 など)が、上述のとおりこれは全くの誤りである。
  11. ^ 筑後市船小屋地区に設置されていたが、堀川バスの停留所名としては「舟小屋」の表記が用いられた。
  12. ^ 九州旅行案内社『綜合時刻表』1993年9月号 p.212
  13. ^ a b c d 「特定地方交通線の実態と問題を現地に見る 35 矢部線/佐賀線」(『鉄道ジャーナル』1984年8月号(No.210) pp.87-95掲載)
  14. ^ a b c 『'87 最新 第3セクター鉄道』(『鉄道ジャーナル』年鑑『日本の鉄道』別冊) p.125
  15. ^ 佐賀線向けは2両、矢部線向けは中型トップドア車(日野)4両(『'87 最新 第3セクター鉄道』 p.125)






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