名のり・注連縄切り・火祭り 名のり・注連縄切り・火祭りの概要

名のり・注連縄切り・火祭り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 09:02 UTC 版)

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概要

名のり

行事が始まるった後、全体で名のりをあげる。

この後子供たちはと俵を手に持ち、赤い半被を着て「出口大明神」の札が書かれた提灯を持つ船頭に付き添われ、各地区に分かれて家々を回る。

「ホロイサー」などのかけ声と共に道を歩き、各家はこの声が聞こえたら玄関を開け家族総出で、また、旅館では観光客が出迎える。家の前にて以下の掛け合いを行う。各家は、等を渡して終了となる。

回り終えたところでグループ毎に漁協、または船頭の自宅、親戚などにて、貰ったお餅などを分配する。船頭一同はこの後再度漁協に集まり、「注連縄切り」行事を行う。

注連縄切り

古い注連縄を燃やし、竹竿を釣るような動作で火勢を煽る。このとき火が高くなればなるほど豊漁になるという。

火祭り神事

その後、竹竿のに持ち込み船を清める。燃え残った竹竿は残り火は「ジングサンさんへあげる」と唱え海に投げ込む。

備考

  • 過去には蜜柑なども一緒に各家から出たため、子供一人当たり4、50個の蜜柑を分配されることもあった。
  • 「ジングサン」の意味は定かではないが、「海神」である可能性が指摘されている[1]

関連書籍

参考文献

関連項目


  1. ^ 「大王町史」大王町史編さん委員会/編(大王町、1994年)1060-1064ページ


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