全国FM放送協議会 アースコンシャス

全国FM放送協議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/29 22:10 UTC 版)

アースコンシャス

エフエム東京と全国FM放送協議会はコスモ石油と共同で、環境問題キャンペーン「アース・コンシャス ―地球を愛し感じる心―」を展開している。この一環として、啓発CM「始めよう、アースコンシャス」を制作している。事務局はJFNセンター内にある。2023年4月28日まではキャンペーン番組『コスモアースコンシャスアクト 未来へのタカラモノ』(平日 6:40 - 6:45、終了時点では『ONE MORNING』内にて)も放送していた。

毎年4月22日には、日本武道館で行われる「コスモアースコンシャスアクト・アースデー・コンサート」(2012年からは「EARTH×HEART LIVE」)の模様を生放送。また、「アース・コンシャス・アクト クリーンキャンペーン」を毎年実施しており、系列局ごとに地元のクリーン活動を行い、7月には「クリーンキャンペーン in Mt.FUJI」として系列局のパーソナリティとリスナーを迎えて富士山の清掃活動を行う。

2023年6月3日からは、毎月1組のゲストを招き「マイアースコンシャスアクト」の展開を紹介する5分間のミニ番組『コスモアースコンシャスアクト 未来へのメッセージ』(土曜 10:50 - 10:55)を放送している。

共通ジングル

2001年4月1日から、TOKYO FM制作とエフエム大阪制作の同時ネット番組(一部番組を除く)の冒頭で、エフエム愛知以外の放送局でネットワーク共通のジングルJFN共通ジングル)を放送している。全国共通のBGMに乗せて、各放送局のオリジナルコールが流れる。

このジングルが使用されているのは、2023年現在、月 - 木曜は『ONE MORNING』全国枠と『ディア・フレンズ』のみで、金曜は『ONE MORNING』全国枠に加え『松任谷由実のYuming Chord』、『SCHOOL OF LOCK! FRIDAY』、『もにゅそで 知らんけどアッパー』でも使用されている。週末は『JA全農 COUNTDOWN JAPAN』などのネット番組で使用されている。

最近は共通ジングルの使用を取りやめ、局オリジナルのジングルを使用する局が増えてきている。現在は、キー局のTOKYO FMとエフエム大阪でさえも共通ジングルを使用していない。但し、この傾向と反対に、テレビCMで使用(エフエム鹿児島など)したり、自社制作番組開始直前のジングル、あるいは通常ジングルの一種として使用(エフエム香川、かつての富山エフエム放送など)する局もある。なお、エフエム愛知は開始当初から、兵庫エフエム放送は兵庫エフエムラジオ放送時代における2003年のJFN加盟以降、それぞれ共通ジングルを作成・使用しておらず局オリジナルのものを使用し続けている。

脚注


注釈

  1. ^ a b 2015年以降にFM補完中継局を開設した茨城放送和歌山放送を「県域FM局」と見なした場合。
  2. ^ a b 隣接各局がいずれも県域局のため、全国の都道府県で唯一、radikoの基本サービスでJFN加盟局が聴取不可。
  3. ^ その後も県域FM局が未開局の地域やJFNに加盟していない地域において、2020年9月まで一社提供番組の系列外ネットが実施されていた。
  4. ^ エフエム宮崎、エフエム仙台、エフエム愛媛、エフエム石川、エフエム北海道など。ただし、エフエム北海道及び北海道文化放送の筆頭株主である北海道新聞社は先発AM局北海道放送HBCラジオ)の設立・開局にも深く関与している。
  5. ^ エフエム宮崎、エフエム岩手、エフエム石川、エフエム山陰など。殊にエフエム岩手は筆頭株主のテレビ岩手と社屋を共有する他、一部のスポットニュース制作でテレビ岩手と協力関係にある。
  6. ^ かつてはTOKYO FM・特別加盟局以外の系列局は全てJFNセンター内に東京支社を置いていたが、2020年頃からは移転する局が出てきた。
  7. ^ かつてはTOKYO FM上空が悪天候の場合、当局からネットワーク回線が送出される場合があった(衛星通信マイクロ波は雨に弱い。)。
  8. ^ a b radikoでは関東1都6県。
  9. ^ radikoでは東海3県。
  10. ^ 旧法人(岐阜エフエム放送)にて開局。
  11. ^ 2013年8月1日設立。2014年3月2日をもって放送事業・免許人地位を旧法人から継承。
  12. ^ a b radikoでは近畿地方全域(三重県除く)。
  13. ^ 旧法人(現在の『株式会社 Kiss-FM KOBE(開局当時の商号は兵庫エフエムラジオ放送株式会社)』)にて開局。
  14. ^ 2010年5月19日設立。同年9月30日をもって放送事業・免許人地位を旧法人(現在の『株式会社 Kiss-FM KOBE』)から継承。11月4日にJFNに加盟。ただし、番組制作・配信・供給自体は旧法人時代から継続されていた。
  15. ^ 開局日は社名変更・FM波への変更日。極東放送時代はAM局でなおかつ独立局だった。なお、極東放送時代も当時のFM東京とネット関係を結び、一部の番組を放送していた。
  16. ^ JFN加盟まではMegaNetのキー局だった。民放連のホームページでは現在、残る2局の外国語放送局であるFM COCOLOLOVE FMのみがMegaNetの加盟局として扱われている[6]
  17. ^ 2014年3月31日までの社名はエフエムインターウェーブ、開局から2015年9月30日までの愛称および2014年4月1日から2017年3月31日までの社名はInterFM。
  18. ^ 1992年に割り当てを検討されたが、NHK-FMが都県単位で(中継局を)開設している上、NHK総合テレビジョン(アナログ1ch)への干渉対策で割り当てを制限され、周波数過密で2011年7月24日のアナログ放送終了まで空きがなかったという事情もある。
  19. ^ JFN(F協)設立時の4社に、エフエム北海道エフエム仙台静岡エフエム放送広島エフエム放送エフエム愛媛エフエム長崎の6社を加えた10社。
  20. ^ レギュラー放送として、2021年度下半期の半年間に第1期として同時刻に放送し、一旦終了したが、2024年1月1日から第2期として1年9か月ぶりに放送を再開した。
  21. ^ 実施された当時は平日という週5日行われていたが、番組自体は現在月 - 木曜の週4日として放送している。

出典

  1. ^ a b c d 松井 2023, p. 1.
  2. ^ 日本民間放送連盟(編)「放送日誌(55年4月)」『月刊民放』第10巻第7号、日本民間放送連盟、1980年7月1日、50頁、NDLJP:3470935/26 
  3. ^ 『日本民間放送年鑑2009』 - 日本民間放送連盟編
  4. ^ 日本民間放送連盟(編)「放送日誌(56年5月)」『月刊民放』第11巻第8号、日本民間放送連盟、1981年8月1日、52頁、NDLJP:3470948/27 
  5. ^ 基幹放送用周波数使用計画 2ページ”. 総務省電波利用ホームページ. 2020年9月5日閲覧。
  6. ^ ラジオネットワーク”. 一般社団法人日本民間放送連盟. 2021年11月5日閲覧。
  7. ^ 「FM富士のJFN脱会のホンネ」『企業と広告』第19巻第4号、チャネル、1993年4月1日、14 - 15頁、NDLJP:2853121/10 
  8. ^ a b #会社概要 - FM OSAKA 85.1
  9. ^ a b エリアと周波数(兵庫エフエム放送株式会社)2020年7月25日閲覧
  10. ^ TOKYO FM レジュメ”. 国土交通省 水管理・国土保全局河川計画課. 2020年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月10日閲覧。
  11. ^ 会社概要 エフエム栃木 2020年11月26日閲覧
  12. ^ MEDIA REPORT ふくしまFM 2020年11月26日閲覧 (PDF)
  13. ^ a b c d 松井 2023, p. 2.


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