京成タウンバス 廃止路線

京成タウンバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/03 23:47 UTC 版)

廃止路線

戸ヶ崎循環線

戸ヶ崎循環線に使われるバス
  • 郷01 : 三郷中央駅→栄五丁目→戸ヶ崎二丁目中央→戸ヶ崎老人福祉センター→栄五丁目→三郷中央駅(戸ヶ崎循環)
沿革

新高線

  • 新高01:新小岩駅東北広場 - 奥戸消防署 - 高砂一丁目
京成バス江戸川営業所共同運行

新金線と同じく葛飾区の社会実験路線として2015年10月18日に運行開始。2016年3月27日までの土休日のみの運行であり8時台から19時台に20分間隔で、京成バスと京成タウンバスが交互に運行していた。さらにその後、2016年9月1日から2016年11月30日まで平日のみ運行した。車両は大型車と中型車を使用した。

細田線

  • 細01 : 新柴又駅 - 京成小岩駅入口 - 細田四丁目 - 葛飾区役所 - 立石駅入口 - タウンバス車庫《京成バス金町営業所と共同運行
    • 2017年3月31日 : 社会実験終了に伴い一旦廃止。現在は再編の上で細02として運行中。

車両

京成タウンバスでは、前身の京成電鉄奥戸営業所時代に引き続き、主にいすゞ自動車より導入した車両を使用している。営業開始当初は京成からの転属車両によって運行されていたが、2002年度より独自に新車の導入を開始した。以降の新車は全車ノンステップバス[25]となっている。

京成タウンバス発足後の新車は中型車の比率が高まった。大型車は平和橋通り線で運用されることが多いほか、新金線・環七線の南部区間の出入便でも運用される。新タワー線には当初は新車の大型車を充当していたが、利用状況に合わせて中型車が使用されるようになった。

車体のカラーリングは、白1色に「TOWNBUS」のカラフルなロゴを入れたものである(T025以降はロゴがやや小さめになっている)。京成からの転属車は、早期に廃車予定の車両は塗装を変更せず、京成バスカラーに赤紫色の字で「京成タウンバス」と社名を入れて運行し、それ以外の車両は塗り替えを行った。

一部に狭隘区間がある白鳥線用として7m幅の小型車も在籍し、日野・レインボーHR7m車と三菱ふそう・エアロミディMEが使用されている。レインボーHRはマイスカイ交通と共同運行する金町三郷線用として2002年9月に導入されたもので、当時いすゞ自動車がこのサイズの車両の製造を行っていなかったため日野自動車製の車両が選択された。カラーリングもT203を除き専用塗装(マイスカイ交通風の青1色に「TOWNBUS」のロゴ)だったが、2005年12月から2006年2月にかけて一般塗装に塗り替えられた。2004年に日野・レインボー7m車の製造が終了したため、2006年に白鳥線用としてエアロミディMEを導入した。また、慈恵線専用の小型車として日野・ポンチョも在籍する。

三郷線は車両の検査時などを除き、原則として整理券発行機を取り付けた中型車(社番T017 - T019・T021・T022・T030)で運行している。また車両不足の場合は小型車(社番T201・T203)も入る場合がある。かつてはT020号車も存在したが、2008年に逆走してきた乗用車と正面衝突する事故に巻き込まれ大破、廃車となり緊急代替車としてT030が導入された。整理券対応の中型車が三郷線以外で運用されることもある。

T204は2009年9月にちばグリーンバス、T202は2012年10月に千葉交通銚子営業所へ移籍した。他に2009年頃から、中型ワンステップバス数台をちばシティバスへ譲渡している。

T023は2011年6月1日から堀切線で、亀有が舞台の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のラッピングバス(広告主は葛飾区)として運行された[26]

T045は2014年6月12日午後から、葛飾区が2014 FIFAワールドカップの応援ムードを盛り上げるため四ツ木地区に「翼像」を建立したことを記念し、タウンバスの車両に『キャプテン翼』のラッピングバス(広告主は葛飾区)として運行された[27]

T063ともう1台[要説明]は2019年8月1日から、特殊詐欺や自転車盗難被害の防止を呼びかける葛飾区の犯罪未然防止啓発事業として、漫画『ブラック・エンジェルズ』のキャラクター「松田鏡二」のラッピングバスとして運行されている[28]

T054号車からT075号車は、車両に携帯電話スマートフォン等の充電用コンセントが設置された。その後に導入されたT076号車以降の車両には充電用コンセントは設置されていない。

脚注


  1. ^ a b c d e f 会社概要 京成タウンバス
  2. ^ a b c d 京成タウンバス株式会社 第26期決算公告
  3. ^ a b c d e f g h i j バスジャパン ハンドブックシリーズ R64 京成バス』BJエディターズ/星雲社、2008年5月1日。ISBN 978-4-434-11801-2 
  4. ^ “京成バス、6路線分社化”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2001年2月20日) 
  5. ^ a b c おかげさまで20周年 京成タウンバス、2021年2月16日
  6. ^ 関東運輸局報 許認可事項” (PDF). 国土交通省関東運輸局 (2018年9月27日). 2019年6月2日閲覧。
  7. ^ 白鳥線 時刻表”. 京成タウンバス (2019年3月18日). 2021年6月2日閲覧。
  8. ^ 【有01】亀有駅~浅草寿町・【新小59】新小岩駅東北広場~浅草寿町/タウンバス車庫 平日運行終了について
  9. ^ 隅田川の花火大会に伴う運行について 京成タウンバス
  10. ^ 金02(金町駅~三郷駅 郷01(三郷中央駅~戸ヶ崎循環)ダイヤ改正について (PDF)
  11. ^ 新小59系統 東京スカイツリーへのアクセスが、より便利になります! (PDF)
  12. ^ 【有01】亀有駅~浅草寿町・【新小59】新小岩駅東北広場~浅草寿町/タウンバス車庫 平日運行終了について 京成タウンバス
  13. ^ 広報かつしか 2014年6月15日号 バス社会実験 新小岩駅(南口)から金町駅(南口) 土・日、祝日に直通バスが運行します”. 東京都葛飾区 (2014年6月12日). 2014年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月17日閲覧。
  14. ^ 新金線の運行について(お知らせ)” (pdf). 京成タウンバス (2015年3月26日). 2022年1月17日閲覧。
  15. ^ a b c まちづくり > 公共交通 > バス路線等の開設”. 東京都葛飾区 (2021年2月10日). 2022年1月17日閲覧。
  16. ^ まちづくり > 公共交通 > バス交通等”. 東京都葛飾区 (2018年1月22日). 2018年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月17日閲覧。
  17. ^ 細田循環線2月22日運行開始”. 京成タウンバス (2021年2月9日). 2022年1月17日閲覧。
  18. ^ 【細02】<細田循環線無料乗車デー>のお知らせ”. 京成タウンバス (2021年11月2日). 2022年11月15日閲覧。
  19. ^ 令和5年9月25日(月曜日)からルート変更・ダイヤ改正しました。”. 葛飾区 (2023年9月25日). 2023年9月30日閲覧。
  20. ^ 【細02】<細田循環線無料乗車デー>のお知らせ”. 京成タウンバス (2023年11月13日). 2023年11月16日閲覧。
  21. ^ 細田循環バスニュース 第4号
  22. ^ 新設当初は外回り方向のみ停車のため内回りのタウンバス便は通過していたが、2023年9月25日のダイヤ改正により外回りに統合されたためタウンバス便も停車するようになった。
  23. ^ 開設当時は新小岩駅東北広場方向のみの停車であったが、2021年12月16日より小岩駅北口方向にも新設された。
  24. ^ 三郷線、一部時刻変更&循環線の廃止について 京成タウンバス
  25. ^ 全車両、ノンステップバスに 京成タウンバス
  26. ^ 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」ラッピングバスを運行しております。 京成タウンバス
  27. ^ キャプテン翼バスの運行 京成タウンバス
  28. ^ 犯罪未然防止啓発ラッピングバスが区内を走行しています。”. 葛飾区 (2019年12月10日). 2022年1月17日閲覧。


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