ユズリハ ユズリハの概要

ユズリハ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/05 13:34 UTC 版)

ユズリハ
Daphniphyllum macropodum
Daphniphyllum macropodum
(イギリス)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
: ユキノシタ目 Saxifragales
: ユズリハ科 Daphniphyllaceae
: ユズリハ属 Daphniphyllum
: ユズリハ D. macropodum
学名
Daphniphyllum macropodum
Miq.[1][2]
シノニム
亜種品種[3]
  • エゾユズリハ D. m. subsp. humile
  • フイリユズリハ D. m. f. variegatum
  • アオジクユズリハ D. m. f. viridipes

の形態がトウダイグサ科に似るので、古くはトウダイグサ科に含められたが、心皮が2個(トウダイグサ科は3個)などの違いから、独立のユズリハ科学名: Daphniphyllaceae)とされた。APG分類体系ではユキノシタ目に入れられている。

形態・生態

高さは10mほど。

は長さ20cmほどで、枝先にらせん状につく。

雌雄異株。5月から6月に咲くには花被がなく、葉腋から総状花序を出す。

果実は10月から11月に熟し、黒褐色になる。

クマリン系のダフニクマリン、ダフニフィリン、ユズリミン、ダフェニリンなどの複雑な骨格構造のアルカロイド(ユズリハアルカロイド)を多数含み、家畜が誤食すると中毒の原因となる[4]。さらに、ユズリハアルカロイドはその構造から全合成の対象としてよく取り上げられる[5]

分布と生育環境

日本本州福島県以西、四国九州沖縄)、韓国中国中部まで分布する。暖地の山地に自生する。

人間との関わり

ユズリハの名は、に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから。その様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てて縁起物とされ、正月の飾りや庭木に使われる。


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  1. ^ Daphniphyllum macropodum Miq.”. Germplasm Resources Information Network (GRIN) online database. 2012年8月20日閲覧。 (英語)
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Daphniphyllum macropodum Miq.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2014年1月27日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “BG Plants簡易検索結果表示”. 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList). 千葉大学. 2014年1月27日閲覧。
  4. ^ 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所 (2008年2月4日). “ユズリハ”. 写真で見る家畜の有毒植物と中毒. 2014年1月27日閲覧。
  5. ^ 有機化学美術館 (2013年7月25日). “【全合成】Total synthesis of the Daphniphyllum alkaloid daphenylline”. ChemASAP. ライブドアブログ. 2014年1月27日閲覧。


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