ミョウバン ミョウバンの概要

ミョウバン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/30 00:30 UTC 版)

アルミニウムミョウバン
AlK(SO4)2・12H2O

または などで表され、陽イオン1モルあたり12モルの結晶水を含む。

及び2個の から構成され、結晶構造は 等軸晶系に属する。

溶解度は温度によって大きく変わる。水に高温でより多く溶ける。水溶液は弱酸性である。

単にミョウバンといった場合、硫酸カリウムアルミニウム十二水和物 を示すことが多いが、このほかにも鉄ミョウバン、アンモニウム鉄ミョウバンなどがあり、混同を避けるためにしばしばカリミョウバンまたはカリウムミョウバンと呼ばれる。特に、カリミョウバンの無水物焼きミョウバンといい、食品添加物として乾物屋などで販売している。


  1. ^ 焼ミョウバンに関するよくあるご質問 - 健栄製薬HP。
  2. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典. “硫酸カリウムアルミニウム”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2020年7月9日閲覧。
  3. ^ 百科事典マイペディア. “焼ミョウバン(明礬)”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2020年7月9日閲覧。
  4. ^ 世界大百科事典 第2版. “ナトリウムミョウバン”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2020年7月9日閲覧。
  5. ^ a b ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典. “アンモニウムミョウバン”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2020年7月9日閲覧。
  6. ^ a b 日本大百科全書(ニッポニカ). “鉄ミョウバン”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2020年7月9日閲覧。
  7. ^ 世界大百科事典 第2版. “アンモニウム鉄ミョウバン”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2020年7月9日閲覧。
  8. ^ a b 化学辞典 第2版. “クロムミョウバン”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2020年7月9日閲覧。
  9. ^ 世界大百科事典 第2版. “苦土ミョウバン”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2020年7月9日閲覧。
  10. ^ 明礬製造の歴史”. 日本薬事法務学会. 2020年4月2日閲覧。


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