ホンダ・HR-V
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/15 05:02 UTC 版)
3代目北米仕様(2022年 - )
ホンダ・HR-V(3代目北米仕様) | |
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フロント | |
リア | |
概要 | |
販売期間 | 2022年 - |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 5ドアSUV |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,700mm |
全長 | 4,567mm |
全幅 | 1,839mm |
全高 | 1,610mm |
2022年4月4日、同年夏北米にて発売予定の3代目を公開[17]。
アジア圏や、欧州にて販売されているモデルとは違い、ベースはホンダ・シビックである[17]。エクステリアはハニカム構造のフロントグリルや薄型のLEDヘッドライト、テールゲートスポイラーなどを装備[18]。「LX」「EX-L」グレードでは、フロント及びリアバンパー下部がマット塗装になっている他、ホイールはシルバーカラーの17インチホイールが標準装備され、高級感のある気品を醸している[19]。「Sport」グレードでは、各所カラーが変更されていて、リアスポイラーはグロスブラックに、リアバンパーはガンメタリック塗装が施され、よりアグレッシブな印象になっている[19]。また、エキゾーストはクロームカラーになり、ホイールは「Sport」専用の18インチ5本スポークホイールが採用された[19]。ボディカラーは、新色の「ノルディックフォレスト・パール」、「アーバングレー・パール」をはじめ、全7色が用意される[19]。インテリアは、ベースとなったシビックを彷彿とさせるデザインとなっていて、新設計のエアコン吹き出し口やステアリング・ホイール、人間工学に基づき開発されたシート「ボディースタビライジングシート」などが装備される[18]。メーターは最新の7インチの大型インフォメーションディスプレイを組み合わせている[18]。インパネ上部には、グレードによって異なるが、9インチのタッチスクリーンを設置し、上級グレードにはワイヤレスのApple CarPlayおよびAndroid Autoを搭載している[18]。また、上級グレードは、オーディオも8個のスピーカーで構成されたプレミアムタイプにアップデートされる[18]。ラゲッジルームは通常時、690Lを確保[18]。リアシートのバックレストを格納すると、最大で、1,560Lに拡大する[18]。エンジンは2.0リッター直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンを設定[18]。158PS/6,500rpmの最高出力と187Nm/4,200rpmを発揮する[18]。組み合わされるトランスミッションはCVTのみの設定[18]。駆動方式はFFが標準であるが、リアルタイム4WDをオプションで選択できる[18]。また、ホンダのSUVとして初めて「ヒルディセントコントロール」を搭載[18]。急な下り坂でのアクセルおよびブレーキ操作を自動でおこなう[18]。ドライブモードは、「ノーマル」、「エコ」、「スノー」の3種類から選べる[18]。価格は、約314万円からとなっている[20]。
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スポーツ(フロント)
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スポーツ(リア)
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スポーツ(インテリア)
注釈
出典
- ^ 当時の開発者がエッチアールブイと呼んでいた。また、新車情報の番組に登場した開発者が呼んでいた。
- ^ http://www.honda.co.jp/IPIX/mtshow2/jwj-1.html
- ^ ロゴやキャパが155SR13から175/65R14のタイヤを装着していたのに対し、当時のアコードより大径である195/70R15から205/60R16のタイヤを装着していた。
- ^ 他には2代目スズキ・エスクードなどが存在する。
- ^ a b デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第76号7ページより。
- ^ 日本の自動車雑誌の中で最も辛口なレビューで知られるニューモデルマガジンXの「ざ・総括」において、特に3ドアモデルは日本車としては異例なほどの高評価を得た。
- ^ “HR-V(ホンダ)のカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月20日). 2020年1月20日閲覧。
- ^ “【ニューヨークモーターショー14】ホンダ ヴェゼル、米国デビュー…車名は「HR-V」に”. Response. (イード). (2014年4月18日)
- ^ “【パリモーターショー14】ホンダ ヴェゼル、「HR-V」の名前で欧州初公開…1.6ディーゼル設定”. Response. (イード). (2014年10月2日)
- ^ 『サンパウロ国際モーターショー2014出展概要 〜新型「HR-V」市販予定車を公開〜』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2014年10月29日 。
- ^ “【ロサンゼルスモーターショー14】ホンダ HR-V、北米向け ヴェゼル 初公開…1.8リットルエンジン搭載”. Response. (イード). (2014年11月20日)
- ^ “【ジュネーブモーターショー15】ホンダ ヴェゼル 欧州仕様、「HR-V」を初公開…1.6ディーゼル搭載”. Response. (イード). (2015年2月19日) 2018年8月16日閲覧。
- ^ “HONDA INICIA LA PRODUCCIÓN DE LA HR-V Y SU EXPORTACIÓN A BRASIL” (スペイン語). Honda Motor de Argentina (2015年4月14日). 2015年4月17日閲覧。
- ^ “ホンダ HR-V、最新の先進運転支援とコネクト搭載…米2019年モデル”. Response. (イード). (2018年6月29日)
- ^ “ホンダ HR-V、欧州仕様に1.5ターボ搭載…ヴェゼル は?”. Response. (イード). (2018年8月14日)
- ^ a b “ホンダが「新顔&新開発ターボ」採用! 新型SUV「HR-V」泊市場で発売! 新エンジン搭載”. くるまのニュース. 2022年10月27日閲覧。
- ^ a b “世界初公開されたホンダ新型「HR-V」は何か違う! 「シビック」ベース斬新SUV登場! 日欧仕様と異なる部分とは”. くるまのニュース. 2022年4月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n Nast, Condé (2022年6月8日). “新型ホンダHR-Vの全貌が明らかになった!”. GQ JAPAN. 2022年7月26日閲覧。
- ^ a b c d “新型ホンダ「HR-V」が米国で登場! 若い世代に向けたアクティブなスタイル。日本では「ZR-V」としてe:HEVモデルが年内発売予定!”. Motor-Fan[モーターファン]. 2022年7月26日閲覧。
- ^ “約314万円からホンダ新型「HR-V」発売! 斬新ハニカムグリル採用! SUVリーダー目指し米国に投入”. くるまのニュース. 2022年7月26日閲覧。
固有名詞の分類
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