ジョン・ゲイシー ジョン・ゲイシーの概要

ジョン・ゲイシー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 13:36 UTC 版)

ジョン・ウェイン・ゲイシー
John Wayne Gacy
ジョン・ゲイシー (1978年)
個人情報
別名 道化師ポゴ
キラー・クラウン
生誕 (1942-03-17) 1942年3月17日
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ
死没 (1994-05-10) 1994年5月10日(52歳没)
アメリカ合衆国・イリノイ州クレストヒル、ジョリエット刑務所
死因 薬殺刑による刑死
殺人
犠牲者数 33人
犯行期間 1972年1月1978年12月
アメリカ合衆国
イリノイ州
逮捕日 1978年12月
司法上処分
罪名 殺人罪
刑罰 死刑(薬殺刑
有罪判決 殺人罪による死刑宣告
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少年時代にボーイスカウト活動をしていたことがあり、資産家の名士でチャリティー活動にも熱心だったため、模範的市民だと思われていたが、アルバイト料の支払いなどの名目で呼び寄せた少年に性的暴行を加えたうえで殺害し、その遺体を自宅地下および近くの川に遺棄していた。自身の同性愛を隠すために殺害したとされている。1972年から1978年のあいだ、少年を含む33名を殺害したことが明らかになっている。彼の犯行はアメリカ社会を震撼させた。

刑務所で彼の描いたピエロの絵画は連続殺人犯マニアには大変な人気があり、展示会が開かれたり、高値で取引されたりしている。著名人では俳優ジョニー・デップが購入して所有している。


注釈

  1. ^ 未成年との性交は、合意の上であっても性的虐待が成立する。
  2. ^ この件について、ファーストレディを性犯罪者であった人物と会わせてしまったとしてシークレットサービスの調査能力のなさが非難された。
  3. ^ 本来は規則違反。
  4. ^ この一件は日本のテレビ番組で幾度か取り上げられ放送されている。

出典

  1. ^ 『FBI心理分析官2 ~世界の異常殺人に迫る戦慄のプロファイル~』に収録されているレスラーとゲイシーとの対談より
  2. ^ a b c 2007年10月3日ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ)
  3. ^ 死刑囚12人が最後に食べた食事 - GIGAZINE
  4. ^ Presumed victim of John Wayne Gacy found alive, well in MontanaNYDailyNews.com, December 20, 2013
  5. ^ "Best-selling author of book on serial killers kills himself" - Las Vegas Review-Journal, Jun. 13, 2006
  6. ^ It: Inspiration”. Stephen King. 2017年12月10日閲覧。
  7. ^ Dery, Mark (1999). The Pyrotechnic Insanitarium: American Culture on the Brink. Grove Press. p. 70. ISBN 9780802136701. https://books.google.com/?id=u71s2gNZqJoC&q=Pennywise#v=snippet&q=Pennywise&f=false 2016年5月1日閲覧。 


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