サイクラシックス・ハンブルク サイクラシックス・ハンブルクの概要

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サイクラシックス・ハンブルク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/30 08:11 UTC 版)

サイクラシックス・ハンブルク
Cyclassics Hamburg
概要
開催時期 8月中旬
開催地域 ドイツハンブルク
分野 ロードレース
カテゴリー UCIワールドツアー
形態 ワンデイレース
主催者 ウプゾールト・スポーツ・AG
責任者 エリック・ツァベル
歴史
初回開催年 1996年 (1996)
開催回数 26 (2023年現在)
初代優勝者 ロッサーノ・ブラージ
最多優勝者 エリア・ヴィヴィアーニ(3回)
直近優勝者 マス・ピーダスン
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2004年HEWサイクラシックススタート前の光景
2005年のレースのゴールスプリント
2011年のコースレイアウト

概要

ドイツハンブルクを走るワンデイレース。1996年から行われており、旧UCIワールドカップのレースとしては新しいレースになる。

2005年まではHEWサイクラシックス(HEW Cyclassics)と呼ばれていたが、2006年からはヴァッテンフォール・サイクラシックス(Vattenfall Cyclassics)と名称が変わった。これは、レースのメインスポンサーのHEW社(ハンブルク電力会社(Hamburgische Electricitaets-Werke AG)が、スウェーデンの電力会社であるヴァッテンフォール社に買収されたためである。2016年から、ハンブルクに本部をおく眼科病院グループのユーロアイズドイツ語版が新スポンサーとなりユーロアイズ・サイクラシックスとなった。2020年からはリヒテンシュタイン代替医療会社ベーマー・テラピードイツ語版がスポンサーとなり、ベーマー・サイクラシックスという名称となったが、2020年、2021年とも新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響で開催されず、2022年にようやく再開された。

コース設定は(他のクラシックに比べれば)フラットに近いが、中盤に1回、終盤に3回連続で待ち受けるヴァーゼベルクドイツ語版峠が鬼門。この前にコース幅が狭い下りがあるため、この峠を起点としてアタック合戦が繰り広げられ集団が一気に分裂し、少人数でのスプリントゴールとなる事が多い。そのため峠もスプリントも行けるパンチャー的脚質を持つクラシックハンターが有利ではあるが、ゴール周辺は道幅こそ狭い物のフラットなので、純スプリンターでもチームメイトのアシストを受け峠後に先頭集団に残れれば勝機はある。

歴代優勝者

優勝者
2023 マス・ピーダスン  デンマーク
2022 マルコ・ハラー英語版  オーストリア
2021 新型コロナウイルス感染症の流行により未開催
2020
2019 エリア・ヴィヴィアーニ イタリア
2018
2017
2016 カレブ・ユアン オーストラリア
2015 アンドレ・グライペル ドイツ
2014 アレクサンダー・クリストフ  ノルウェー
2013 ヨーン・デーゲンコルプ ドイツ
2012 アルノー・デマル フランス
2011 エドヴァルド・ボアソン・ハーゲン  ノルウェー
2010 タイラー・ファーラー アメリカ合衆国
2009
2008 ロビー・マキュアン オーストラリア
2007 アレサンドロ・バラン イタリア
2006 オスカル・フレイレ スペイン
2005 フィリッポ・ポッツァート イタリア
2004 スチュアート・オグレディ オーストラリア
2003 パオロ・ベッティーニ イタリア
2002 ヨハン・ムセウ ベルギー
2001 エリック・ツァベル ドイツ
2000 ガブリエーレ・ミッサーリャ イタリア
1999 ミルコ・チェレスティーノ
1998 レオン・ファンボン オランダ
1997 ヤン・ウルリッヒ ドイツ
1996 ロッサーノ・ブラージ イタリア

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