クイズ赤恥青恥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 13:43 UTC 版)
概要
クイズに答えるのはスタジオにいるパネリストたちではなく、収録前にスタッフが取材した街の一般人であり、パネリストたちはその中の誰が正解するのかを当てる。
当初は「常識」を題材にしたクイズを一般人に出していたが、末期にはテーマが「常識」から「恥」に変わり、常識とは無関係のクイズを出すことも多くなった。
放送時間
いずれも日本標準時。
- 土曜 22:00 - 22:54 (1995年4月8日 - 1995年9月30日)
- 水曜 21:00 - 21:54 (1995年10月11日 - 2000年12月20日)
- 金曜 20:00 - 20:54 (2001年1月12日 - 2003年3月7日)
出演者
司会
- 古舘伊知郎(番組開始から終了まで担当)
アシスタント
- 高田万由子(1995年4月8日 - 1999年4月28日)
- 家森幸子(当時テレビ東京アナウンサー、1999年5月5日 - 2002年9月20日)
- 津島亜由子(2002年10月18日 - 2003年3月7日)
レギュラー・準レギュラーパネリスト
- 飯島愛 - 1996年からのレギュラー出演者であるが、出演しなかった回もあり。
- 加賀まりこ
- 松尾貴史
- アグネス・チャン
- ブラザー・コーン
- 片岡鶴太郎
- ヨネスケ
- 江守徹
- 中尾彬
- 加藤茶
- 加納典明
- うつみ宮土理
- 山城新伍
- 田中康夫
- そのまんま東
- 伊集院光
- 十朱幸代
- 掛布雅之
- 高知東生
- 仁科亜季子
- 鈴木史朗
- 角盈男
- 松村邦洋
- 永井美奈子
- 野々村真
- 遥洋子
- 中野浩一
- 清水圭
- 川島なお美
- くりぃむしちゅー
- ビビる
- ダチョウ倶楽部
- ショー・コスギ
- デーブ・スペクター - 最終回には「スペシャリストクイズ」の解答者として出演した。
著名人クイズ解答者
- 力也
- 中野英雄
- 三瓶
- 内山信二
- ガッツ石松
- 輪島功一
- 薬師寺保栄
- 川村亜紀
- 佐藤江梨子
- 未唯
- 眞鍋かをり
- たいぞう
- デビット伊東
- 池谷幸雄
- 乙葉
- 山崎邦正
- なかやまきんに君
- 山口もえ
- 西川りゅうじん
- 篠沢秀夫 - 「スペシャリストクイズ」にも参加したことがある。
- ほか
突撃!国会議員実力テスト解答者
基本ルール
![]() | この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 街頭で一般人(街の人)にクイズを出題し、芸能人のパネリストは誰が正解するかを予想する。正解・不正解の発表は、実際に街の人がクイズに解答している際のVTRで発表。
- 土曜時代には、街の人は12枠で2、3枠程度有名人が出演していた。パネリストは4人。得点が低い人から街の人を1人選択、同じ枠は指名できない。その際、街の人のプレートが乗ったワゴンがあり、それをパネリストの前まで移動させて指名した街の人のプレートを解答席に置く。
- 水曜時代には、街の人は9枠で、初期は1人有名人が出演していた。最終枠の街の人は芸人の子供に会いに行く、お嫁さん探し、夜逃げ中、結婚式などの様子をドキュメンタリータッチで密着取材し、その取材中に出題する。パネリストは初期は3人、後に4人(場合によっては2人1組の4チーム)。土曜時代と同じく、得点が低い人から街の人を1人選択、同じ枠は指名できない。水曜放送の終盤3か月は5枠となる。
- 金曜時代には、街の解答者は4枠 - 6枠の間で頻繁に枠数が変わった(一時期は6枠に落ち着いていた)。パネリストは2人1組の4チームとなった。また、新ルールとして他のチームが賭けた枠と同じ枠に賭けることが可能となり、持ち点が高いチームから賭ける順番に変更された。
- 2002年10月からはこの形式の問題は後述の「突撃!国会議員実力テスト」のみとなり、街の解答者(国会議員)は4枠となった。パネリストも2人1組の4チームから、4人による個人戦に変更された。
- 週ごとに選ばれる一般人の解答者(街の人)は、問題ごとに職業や年代などにより知っていて当然と思われる問題を「赤恥」(赤枠)、知らなくても仕方のない問題を「青恥」(青枠)と2つに分類される(「青恥」は秋元康による造語である)。当然、赤恥の解答者の方が青恥の解答者よりも正解する可能性が高いので、得点(オッズ)は低く設定されている。なお「赤恥」と「青恥」の振り分けは古舘の独断で事前に決定されており、「赤青の色分け」(金曜日移行後の2月頃からは「オッズの発表」)の掛け声で問題出題後に発表される。
- 土曜時代には、赤恥に設定された街の人が正解で10点、不正解は-10点(初期には-30点)、青恥に設定された街の人が正解で30点、不正解は-30点(初期には-10点)。解答席の得点板は4桁表示(千の位は、マイナス点が3桁の時に、マイナスの横棒を出すため)で、0点未満はマイナス表示となり、その際、得点板の周りの赤い電飾が付いた。また得点が加減方式のため、マイナス点でも優勝となる場合もある。
- 1995年10月の水曜移行後から持ち点を賭けるルールに変更。解答席の得点板は上下2段で、水曜時代には5桁、金曜時代には6桁表示となり、上段に賭け点、下段に持ち点が出されていた。赤恥に設定された街の人が正解で賭け点の2倍返し、青恥に設定された街の人が正解で賭け点の4倍返し、不正解で賭け点没収。また水曜時代には、得点板の周りに選択した街の人に設定された色の電飾が光り、金曜時代には一時期赤枠・青枠の概念が無くなり、予想的中で街の解答者に与えられたオッズ(×2、×4、×6等)を賭けた分だけ払い戻される形式となった。賭け点方式への変更に伴い、途中で持ち点が無くなった場合は、確実に持ち点を獲得できる「恥か誉か?!」のコーナーまでの間、それ以降のクイズには参加できなくなった。なお賭け点の配当はパリミュチュエル方式であり、番組の元となったクイズダービーのブックメーカー方式とは異なる。
- 問題から正解が確実とされ、古館が急遽「選択禁止」にした街の人が存在する。それは「トラックの前方にある3つの緑のランプは何?」という問題で、街の人の中にトラック運転手がいたため、この様な措置が取られた。そのトラック運転手は赤に設定されており(他の街の人は青に設定)、当然正解した。また「クラブ」を漢字で書く問題では、この回のパネリストであったダチョウ俱楽部が街の人を選択する際、テロップで出されていたダチョウ俱楽部の俱楽部の部分がテロップで隠された(番組での正解は「俱楽部」とされ「倶楽部」では不正解とされた。そのため、番組では本来のダチョウ倶楽部の表記を「ダチョウ俱楽部」と表示した)。
最初の持ち点は以下のとおり。
- 土曜時代には0点。(得点が加減方式のため持ち点は不要)
- 賭け点方式に変更した水曜時代には、最初の半年は100点で後に1000点。このため、持ち点100点時代にブラザー・コーンが0点を取って失格になったことがある。
- 金曜時代に入ってから最初の半年は後述の「恥か誉か?!」の獲得点。後に2人1組の解答者がおのおの3問のペーパーテスト(2002年4月までは常識問題3問、5月以降は常識問題2問と野村義男が出題したなぞなぞ1問)を解答し、正解数×1000点。
- 末期には後述の「芸能人はバカじゃない!?」の獲得点(正解が無い場合には番組から点数のプレゼントや貸し出しがあった)。
固有名詞の分類
- クイズ赤恥青恥のページへのリンク