かんしゃく玉なげカン太郎の東海道五十三次
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 15:30 UTC 版)
登場人物
主人公
- カン太郎
- 花火職人の修業を終え江戸への帰路を急ぐが、火薬の製法を狙う剛左衛門一味に襲われてしまう。生粋の江戸っ子で、曲がったことが大嫌い。
敵キャラクター
括弧内は得点。
- ゴロ太郎(百点)
- ごろつき。ジャンプしながら体当たりを仕掛けて来るが、特別な武器もなく最も弱い。
- 状況によって一画面中に途切れること無く大量に登場して飛び跳ねることがある。
- 黒丸(百点)
- ゲーム中初めて登場する忍者装束の敵キャラクター。ゴロ太郎の存在しないステージに登場し、能力はゴロ太郎と全く同じ。
- 御神一刀(千点)
- 編笠を被った素浪人。かんしゃく玉を正面から投げつけると刀で両断する。地面にかんしゃく玉を設置し、通り過ぎるタイミングで爆発させて倒すのが一般的だが、カン太郎のジャンプに合わせて飛び上がる特徴があるため、その際に下をくぐって回避することも可能。頭頂部にかんしゃく玉を命中させても倒すことができる。
- 鳥飼源司(三百点)
- 鷹匠。自身は木の上や屋根などに陣取り、鷹を飛ばして攻撃してくる。鷹は基本無敵だが、例外として、飛び立つ直前にかんしゃく玉を命中させると、源司もろとも倒すことが可能。
- リョウ(二百点)
- 仕事人。橋の下にぶら下がってカン太郎を待ち伏せし、下から刃物で突いてくる。ぶら下がっているうちは無敵だが、カン太郎が橋を通り過ぎると飛び出して襲いかかってくるので、その時にかんしゃく玉を当てれば倒すことも可能。
- シゲ(三百点)
- 仕事人。かんしゃく玉の届きにくい屋根の上で待ち伏せし短刀を投げてくるほか、下を通り抜けようとするとカン太郎目掛けて猛スピードで飛びかかってくる。回避は一部のステージを除いてほぼ不可能であり、シゲを倒さないと先に進むことはできない。3ステージ目で登場する。
- 天海(二千点)
- 僧侶。念力を飛ばして攻撃してくるかなりの強敵。御神一刀同様、正面からのかんしゃく玉を両断する。足元と頭頂部にのみ当たり判定があるが、せわしなく右往左往しては時々立ち止まるので足元に仕掛ける方法が通用しづらい。
- 井ノ国屋剛左衛門(三千点)
- 悪徳商人。短筒を撃って攻撃してくるが、ジャンプで回避可能であるうえ、屋根のあるシーンでの登場が多いためとりわけ意識しなくても脅威になりにくい。かんしゃく玉を2発当てないと倒すことができないが、弾を3発撃つと自ら去っていく。
お邪魔キャラクター
- お民
- 止め女。捕まるとしばらくジャンプが出来なくなる。アイテム「かんざし」(ファミコン版では小判5枚)があれば回避可能。
- お石
- 幽霊。捕まるとカン太郎の動きが鈍くなる。アイテム「お札」があれば回避可能。お邪魔キャラの中で唯一捕まってもジャンプができるものの、跳びあがれる高さと距離は下がる。
- 中山主水
- 関所の番人。アイテム「手形」があれば関所を通れるが、無い場合は「小判」6枚が必要。それも無い場合は掴みかかられ激しく殴られるが、それによるダメージはなく歩行速度が遅くなり、ジャンプができなくなるだけなので殴られながら進むことも可能。
- 三太
- 盗賊。中山主水と同じく捕まると歩行速度とジャンプに制限が生じるが、さらに持っていたアイテム全てを盗まれてしまう。アイテム「刀」があれば回避可能。
いずれも捕まってから一定時間が経過すれば自然と離れていくが、それまでの間は移動速度が低下しお石を除けばジャンプもできなくなるため他の敵キャラクターの攻撃を受けやすくなる。出現する前にBGMが変化する。
攻略不可能キャラクター
- 凧忍者
- 画面上部を左右に移動し手裏剣を落としてくる敵。かんしゃく玉が効かない無敵キャラクター。
- 野良犬・落石
- 画面左から右に向かって走り去る敵。凧忍者と同じく無敵キャラクター。落石は形状から樽、干し草とも呼ばれているが、攻略本では落石とされている。
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- ^ “『マドゥーラの翼』『東海道五十三次』『リップルアイランド』を収録した『SUNSOFT is Back! レトロゲームセレクション』Switch/Steamで4/18発売”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2024年4月11日). 2024年4月11日閲覧。
- ^ a b 仰天B級ゲームの逆襲 1998, pp. 133–135- 「4 不思議グラフィック」より
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