air bagとは? わかりやすく解説

エアバッグ

英語 airbag

自動車採用されている乗員保護装置としては、シートベルト併用され場合事故など衝突対し乗員保護するのにもっとも効果が高いとされる装置折りたたまれた袋状のものを、インフレーター(火薬などによるガス発生装置)からの不活性ガスを0.05秒前後というわずかな時間充填して展開させ、乗員身体室内2次衝突することを防ぎ身体(とくに前面衝突では頭部胸部)への衝撃緩和する。エアバッグの容量は、運転席側で60L前後助手席側で180L前後である。エアバッグの基本構想は、小堀保三郎1965年考案試作したとされている。その後67年イートン社(アメリカ)が発表し81年以降急速に採用増加した

参照 エアバッグ織布エアバッグセンサー
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

エアーバック air bag

エアーバックハーネス
エアーバックハーネス
単体単品売り)でハーネス取り付けるものもあるが、最近ではハーネス一体型のエアーバックハーネスが殆どである。
空気入れることにより、事故の際、衝撃和らげ体を保護する
前方空気取り入れ口エアーインテーク)が設けられ、かつ外部圧力簡単に空気抜けないよう逆流防止弁付いている。
車のエアーバックはアクシデント同時にその衝撃により開く(膨れる)が、パラグライダー場合は、飛行中、常に膨れている状態になる。
キャノピーラム圧と同じ原理膨れているため、テイクオフ直後はまだ空気入りきっていないという欠点がある。これを補う為にバテンを入れ最初からある程度空気入れたものもある。
もう一つ欠点としてコンペハーネスなどに比べる空気抵抗大きことがある
確かに空気抵抗多少大きいが、見た目ほどではなく、特に上級者普及が低いのは見てくれ良くないからのようだ

エアバッグ

(air bag から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 04:39 UTC 版)

エアバッグ英語: airbag)とは、膨らんだ袋体を用いて移動体の運動エネルギーを吸収、もしくは衝撃緩和する装置のことである。


注釈

  1. ^ メーカー装備のエアバッグを活かしたままステアリング・ホイールの意匠を変更する業者もいる。
  2. ^ モーターショーにおいては1970年代中盤から各社より発表されていた。
  3. ^ そのうえ、上位グレードでは、助手席側エアバッグのオプション設定も存在していた。
  4. ^ その他エアバッグにおいても、競技・曲技等、事故以外の状況でも大きな衝撃を受けることが予測される場合、あえて作動をキャンセルすることもある。なお、ハンドルに装備されたエアバッグの場合、取り外してしまうとホーンボタンがなくなるなど、他の操作に支障があるために取り外さずに作動回路をキャンセルする場合が多い。また、一般には自動車メーカーが指定した以外の方法でエアバッグの作動をキャンセル(取り外しを含む)した場合はECUの自己診断によって計器盤内の警告灯が点灯し、イベントログに記録もされる場合もあるが、警報並びに記録機能を不作動とする方法を採用している場合もある。
  5. ^ 欧州では、10歳未満の子供には助手席に座らせてはいけないということになっている
  6. ^ 国産車の場合は、一般に明るい黄色の保護管に覆われた同色の一対の電纜であり、コネクタ部が衝撃で抜けないような特殊な作りになっている事が多い。

出典

  1. ^ 警告灯放置なら車検通らず 2月から - 毎日新聞 2017年1月29日 08時30分
  2. ^ University of Birmingham to unveil new 'blue plaque' celebrating the work of two innovative dentists”. Birmingham Dental Hospital (2019年3月13日). 2019年3月18日閲覧。
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  21. ^ 誰が昭和を想わざる 昭和ラプソディ[リンク切れ][出典無効]
  22. ^ “タカタの巨大リコール 「教訓」置き去り”. 日本経済新聞. (2017年5月22日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO16604570Z10C17A5000000/ 2019年3月29日閲覧。 
  23. ^ 上に人を載せた状態でエアバッグを爆発させた実験動画(YouTube)
    その1:【まじめに検証】エアバッグの威力はどれくらいなのか検証してみた - KP Garage
    その2:エアバッグ爆破実験 - teamdoriten(ドリフト天国)
  24. ^ メルセデスベンツ・Sクラス、崖から120m 転落…乗員は無事Response.2013年10月10日(2013年10月15日 閲覧)
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  29. ^ “幕引き遠いエアバッグ問題 タカタに追加リコールの可能性”. 朝日新聞社. (2014年6月25日). https://web.archive.org/web/20140722233656/http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN0F017L.html 2014年7月1日閲覧。 
  30. ^ 海外で新たに死者、ホンダがタカタ製エアバッグでリコール - ロイター(2014年11月13日 22:40 JST版)
  31. ^ ボルボ V40 【海外試乗】 : 2012/09/12 - Carsensor.net、2012年9月12日閲覧



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