TS-1

航空軍事用語辞典++

【TS1】(てぃーえすいち)

TS1-M-10
三菱重工業株式会社で製造されているターボシャフトエンジン。
OH-1に搭載されている。

OH-1のオーバーホール間隔を延長する研究の一環としてTS1のフォローアップが行われており、改良型の圧縮機や高圧タービン、出力タービンの搭載といったフォローアップが行われたエンジンはTS1-M-10Aという。
また、防衛省技術研究本部を中心に平成18年よりTS1の出力を増強する「中大型ヘリコプター用エンジンの研究」としてTS1をベースにしたXTS2エンジンを試作している。

また、TS1-M-10を基に民生用のMG5が開発されており、同社のMH2000に搭載された。
ヘリコプターをエンジンごと同一企業内で製造することは世界的に見ても珍しかったが、MH2000は試作機の墜落問題や受注不振によりごく少数が製造されたにとどまっている。

スペックデータ

• TS1-M-10
  寸法：990mm×460mm×610mm
  出力：約659kW（884shp）、30分定格940shp、最大連続827shp
  燃料消費率：約0.32kg/kW/hr
  タービン入口温度：1170℃
  圧縮機：遠心1段
  圧縮比：11
  重量：152kg
  
  
• TS1-M-10A
  出力：約990shp
  燃料消費率：約0.31kg/kW/hr
  タービン入口温度：1145℃
  重量：155.6kg
  

日本化学物質辞書Web

ＴＳ‐１

分子式：	C12H15NOSe
その他の名称：	2-(4-Methylphenyl)-4-methyl-5,6-dihydro-4H-1,3-selenazine-4-ol、TS-1、2-p-Tolyl-4-methyl-5,6-dihydro-4H-1,3-selenazine-4-ol、5,6-Dihydro-2-(4-methylphenyl)-4-methyl-4H-1,3-selenazine-4-ol
体系名：	2-(4-メチルフェニル)-4-メチル-5,6-ジヒドロ-4H-1,3-セレナジン-4-オール、2-p-トリル-4-メチル-5,6-ジヒドロ-4H-1,3-セレナジン-4-オール、5,6-ジヒドロ-2-(4-メチルフェニル)-4-メチル-4H-1,3-セレナジン-4-オール

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ＴＳ‐１【熱安定剤】

分子式：	C13H10N6
その他の名称：	4,6-Di-3-pyridinyl-1,3,5-triazine-2-amine、4,6-Bis(3-pyridinyl)-1,3,5-triazine-2-amine、TS-1【熱安定剤】、TS-1【heat stabilizer】
体系名：	4,6-ジ-3-ピリジニル-1,3,5-トリアジン-2-アミン、4,6-ビス(3-ピリジニル)-1,3,5-トリアジン-2-アミン

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ウィキペディア

テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/04 02:40 UTC 版)

テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム（Tegafur/Gimeracil/Oteracil）とは、胃癌などに使用される経口の抗悪性腫瘍剤（抗がん剤）の一種で、代謝拮抗剤に分類される。商品名ティーエスワン（TS-1）。

ウィキペディア小見出し辞書

TS-1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/04/12 17:51 UTC 版)

「FOLFOX」の記事における「TS-1」の解説

一般名はテガフール・ギメラシル・オテラシルカリウムであり、日本で広く用いられているフッ化ピリミジン系経口抗がん剤である。2008年5月時点で、術後補助化学療法としてのTS-1の有効性および安全性は確立していない。

TS-1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/10/06 08:21 UTC 版)

「フルオロウラシル」の記事における「TS-1」の解説

TS-1は、テガフールという5-FUのプロドラッグと拮抗剤の複合薬で、5-FU製剤を併用するとフルオロウラシルの代謝を阻害することとなり、血中濃度を上げる。